2012年発行 「東友」
連載記事
「東友」2012年1月号(327号)
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「核兵器も原発もゼロに!」力合わせ被爆者の願いを広げましょう
被爆者、支援者の声に応え、東友会は年頭から出足早く活動をはじめました。 -
原爆症認定集団訴訟 近畿訴訟判決 内部被曝の影響認める内容
集団訴訟の最後の判決。近畿訴訟原告団、弁護団は声明で高く評価。 -
【訃報】 長岡和幸さん、田丸正夫さん
長岡和幸さんは葛飾区の被爆者の会でも活躍、田丸正夫さんは東久留米市の被爆者の会でも活躍。 -
東友会、 「被爆67年 私と、私たちの手紙」運動をよびかけ
あらためて「原爆被爆から現在までの被爆者と家族、遺族の実態を明らかにさせよう」という運動。 -
慰霊碑の清掃にも歴史あり 原爆死没者への想いを込めて
東友会は、品川・東海寺境内に建立している原爆犠牲者慰霊碑の清掃を年5回ずつ続けています。 -
いま都内の被爆者は? 「年末見舞い行動」から
この訪問でわかった被爆者の姿の一部を訪問者の記録から紹介します。 -
ふたたび被爆者をつくるな 東京の被爆者は生命もてここに証す
「被爆者援護法」を改正し、「被爆者をつくらない」国の決意と、原爆被害者に国として償いをすることを書き込むよう求めています。 -
「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」が発足
「被爆の実相をうけついで、ふたたび被爆者をつくらぬ実績を次の世代に伝えよう」と発足。 -
東友会実相普及学習会 被爆証言実演し学ぶ
記憶がないから被爆体験を語れない人、人前で証言をしたことのない人が学べるように企画。 -
被爆者援護法改正 国会議員の賛同署名で被爆者が奮闘
東京選出の国会議員を訪問し現行法改正の賛同署名をお願い。16人の議員から賛同署名が。 -
「被爆者の画」「被爆遺物」を募集しています
多くの人びとが犠牲になった事実を伝え、二度と繰り返させないために、記憶遺産とするため。 -
原爆症認定ケースbyケース(2011年12月16日から2012年1月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請をした被爆者の通知はありませんでしたが、異議申立の結果が1件。
「東友」2012年2月号(328号)
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東友会新春のつどい 大震災、原発事故をのり越えてがんばろう
1年間の東友会の活動報告、政党代表や各団体からのあいさつなど。反核バザールも好評。 -
厚労省 原爆症認定制度「検討会」 司法と行政の判断の違いを議論
被爆者側は、「司法判断で間違いを指摘され、厚労省はどう改めようとしているのか」と鋭く指摘。 -
原爆症認定の却下事例から 700メートル直爆でも原爆の影響なし?
申請した病名は狭心症。心臓の手術を受け、入退院をくり返しながら治療を受けています。 -
社団法人東友会が臨時総会 「一般社団法人」移行へ定款改正
定款の改正は「一般社団法人」への移行手続きで必要なものです。 -
核エネルギーから自然エネルギーへ 「脱原発署名」全国で400万
東友会は「脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会を求める全国署名」への協力をよびかけ。 -
日本被団協が「国の償い」実現中央行動 政党要請中心に
要請項目は、すみやかな核兵器廃絶のための尽力、国の償いを実現するための尽力など4つ。 -
原爆症認定ケースbyケース(2012年1月16日から2月18日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者5人の審査結果です。
「東友」2012年3月号(329号)
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東友会医療講演会 放射線被ばくと人体への影響について講演
「医師の目で見た福島原発の事故と放射線被ばく」がテーマ。講師は向山新医師。 -
原爆症認定制度の在り方に関する検討会 厚労省が現行制度の枠組み維持を蒸し返し
日本被団協は記者会見で、現行法の水準を引き下げることを意図したものときびしく批判。 -
「私の、私たちの手紙」運動 第1次締切に多様な内容の37通
書き手は被爆者のほか、原爆孤児になった人、被爆者の子ども、支援の人など多様。その一部を紹介。 -
被爆者援護法改正求める賛同署名 初鹿議員が同期の議員を紹介
賛同してくださる議員の紹介と原爆症認定制度の抜本改正についての民主党の尽力を要請。 -
被爆者年末見舞い行動交流会 行動の意義と経験を交流
この見舞い行動は毎年、年末に行っているもの。各地の報告のおもな内容を紹介します。 -
共同と連帯で「核なき世界」への転機を 3・1ビキニデー集会の報告
2012年3・1ビキニデー集会に東友会代表として参加した、家島昌志さんのレポートです。 -
原爆症認定ケースbyケース(2012年2月19日から3月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者5人の審査結果と、異議申立4件の結果です。
「東友」2012年4月号(330号)
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お花見平和のつどい 『あの日』からあしたへ 桜の下で交流深める
市民運動で第五福竜丸のエンジンを船体の展示館前に設置した翌年から、8団体が共催。 -
厚労省 原爆症認定制度「検討会」 事務局主導の現状維持路線に批判
被爆者の委員は事務局提案では司法判断と行政判断の乖離は永久に埋まらない発言。 -
原爆症の認定を求めて東京地裁に20人が提訴
原爆症認定集団訴訟で勝利し認定された条件と同じでも、却下や異議申立の棄却がつづいています。 -
東友会被爆証言活動学習会 多様なアイデアを出し合い議論
モデル証言を聞き、話し合いました。どうしたらうまく伝えられるか、様ざまな意見・アイデアが。 -
核兵器も原発もない世界をめざせ 被爆者が東電に抗議・要請
日本被団協と東友会が「原発再稼働と輸出に反対する」抗議と要請。6点の項目を要請しました。 -
戦争がもたらした原爆被害に国は償いを 「新しい国民運動」の学習会
講演は「現行法改正要求について」、「原爆症認定の在り方に関する提言について」の2つ。 -
被爆者へのお見舞金は生活保護の収入認定にはなりません
被爆者の諸手当も、収入認定されるのはごく一部。自治体などからの年1、2回の見舞金も同様。 -
原爆症認定ケースbyケース(2012年3月16日から4月16日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者14人の審査結果です。
「東友」2012年5月号(331号)
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東京から広島へ 2012年平和行進がスタート
夢の島の第五福竜丸展示館前から出発。銀座では被爆者が先頭を東友会の旗をかかげ行進。 -
原爆症認定の在り方めぐり会合・行動つづく
「検討会」で新たな展開も。厚労省前で街頭行動、各会派の国会議員も参加した院内集会も。 -
広島・長崎被爆写真展 連休の浅草で関心集める
日本被団協が新しく作製した「原爆と人間」のパネルを中心に展示。英語の翻訳も添付されました。 -
東京大空襲裁判で高裁が控訴棄却 原告は「納得できない」と上告
軍人軍属に対する援護との不公平の解消・人権回復・政府の戦争責任についての判断も示さず。 -
被爆二世が交流会 二世の会発足に向けて準備開始
さまざまな体験や意見を率直に交換することができました。 -
原爆症認定ケースbyケース(2012年4月17日から5月17日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者9人の審査結果です。
「東友」2012年6月号(332号)
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ピースアクション & ピースパレード 「ヒロシマ・ナガサキを語りつぐ」
日本被団協が制作したパネル「原爆と人間」の映写。説明文も朗読され感動をよびました。 -
三鷹市議会、被爆者援護法改正・国の償いを求める意見書採択
自治体の議会本会議では全国初。葛飾区議会保健福祉委員会も全会一致で可決しました。 -
原爆犠牲者慰霊碑の移転決まる 葛飾区青戸平和公園内に
毎年開いてきた「慰霊祭」も公立公園での式典となるため「追悼のつどい」の名称に。 -
一般社団法人東友会総会 一般社団法人への移行後に初
初めて被爆者以外に認められた医師、弁護士、被爆二世などの会員も参加して開かれました。 -
東友会総会 励ましあって被爆者運動を進めよう
協議会しか実施できなかった事業も法人の事業にできるため、組織整備を検討していくことを確認。 -
被爆67年「私の、私たちの手紙」 寄せられた手紙から
日本被団協の「国の償い実現国民運動」の成功を願って企画されたもの。一部を紹介。 -
2011年度相談件数が2万件を突破 東友会の相談事業はいま
東友会は委託事業をうけ、東京都と連携した相談事業をすすめてきました。相談件数はこれまでの最高に。 -
日本被団協総会と中央行動 ふたつの魂を入れ被爆者援護法改正を
「原発再稼働に反対する」特別決議も採択。中央行動では各政党と省庁へ要請。 -
厚労省 原爆症認定制度「検討会」 厚労省は現行制度維持に固執
厚労省が期待する方向で進んでいる印象を持たせる「論議の整理」案を、被団協の委員はきびしく批判。 -
原爆症認定ケースbyケース(2012年5月18日から6月16日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者10人の審査結果です。
「東友」2012年7月号(333号)
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「原爆症認定集団訴訟」終結集会 全力でたたかった10年間
シンポジウム「原爆症認定集団訴訟からフクシマへ手渡せるもの」は4本のテーマに沿ってすすめられました。 -
厚労省 原爆症認定制度「検討会」 現行制度維持の「中間まとめ」
日本被団協はいくつもの問題点を指摘した「見解」を発表。 -
「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」が設立記念集会
原爆被爆体験と記憶を人類の遺産として永久に残し、継承しようと設立されたNPO法人です。 -
さよなら原発10万人集会 炎暑のなか東友会から11人参加
日本被団協はこの集会に招かれ、第3ステージで「原爆も原発もない世界を」と訴え。 -
被爆二世交流会 気持ちを分かち合えた喜びの声も
東友会相談員が東京の被爆二世の現状や都の施策など解説。また今後の進め方について話し合い。 -
原爆症認定ケースbyケース(2012年6月17日から7月17日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者5人の審査結果と、異議申立1件の結果です。
「東友」2012年8月号(334号)
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葛飾区が非核平和祈念のつどい 東友会原爆犠牲者慰霊碑が同区に移転
「つどい」会場の青戸平和公園には非核平和祈念搭がたち、被爆した遺物も設置されています。 -
東友会と東京都福祉保健局が懇談 要望に都から前向きの回答
被爆者・二世の実態調査実施や健康診断の充実、被爆資料の収集・保存・活用と原爆展への援助等々要請 -
東友会が環境省に要請 原発再稼動反対 原子力基本法改悪抗議
初鹿明博衆院議員の紹介で、環境省の高山智司政務官と面談。抗議文を手渡しました。 -
67年目の被爆者の実情と課題 厚労省と東京都のデータから
厚生労働省と東京都が、2012年3月末現在の被爆者数などを発表しました。 -
つたえようヒロシマ・ナガサキ 東京原爆展 多くの人びとが注目
夏休みでにぎわう都庁展望室で、国内外の人びとが参観。 -
被爆67年目の広島・長崎 様ざまな活動に参加
東友会は平和式典に代表を派遣し、原爆死没者の照合のため両市役所を訪れました。 -
原水爆禁止世界大会の報告 「核兵器禁止条約」の交渉開始へ市民の力を
原水爆禁止2012年世界大会に東友会を代表して参加した家島昌志さんのレポートです。 -
日本被団協広島集会 「核兵器廃絶」と「原爆被害への国の償い」を
核兵器廃絶と原爆被害への国の償いを求める声を、広島から日本に世界にという集会は超満員に。 -
原爆症認定ケースbyケース(2012年7月18日から8月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者2人の審査結果と、異議申立2件の結果です。
「東友」2012年9月号(335号)
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都議会予算要望ヒアリング 4会派と懇談し要望のべる
被爆者と被爆二世の制度の充実と実態調査、原爆展などへの助成など要望。 -
厚労省 原爆症認定制度「検討会」 制度の根幹に関わる意見は少数
手当制度や予算などの意見が多数。被爆者の委員は直爆線量を前提にした制度の廃止を重ねて要求。 -
東友会相談員養成合宿研修会 老いても学ぶ楽しさ
原爆症認定集団訴訟と新しい訴訟、地区の会の相談事業、被爆二世の制度など学び交流。 -
原爆症認定東京訴訟 原爆孤児の生き様を語った小杉さん
小杉さんは被爆5日後に入市し、自宅周辺を捜索。残留放射線の被害を受けました。 -
全国空襲連結成2周年 東友会も全面的に協力
「戦争被害の『受忍』をゆるさないために力をあわせ、援護に関する法律案を制定させよう」と訴え。 -
「空襲被害者等援護法を求める署名」にご協力ください
全国空襲連からの運動支援要請をうけ、東友会は全面的な協力を約束。 -
【訃報】 協議会理事 寺澤茂さん
被爆者援護法を制定させた大運動で活躍。教師の経験を生かし証言活動に積極的に参加していました。 -
原爆症認定ケースbyケース(2012年8月16日から9月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者2人の審査結果と、異議申立2件の結果です。
「東友」2012年10月号(336号)
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東友会「原爆犠牲者慰霊碑」移設 原爆被害をくり返させない決意あらた
念願であった公立公園に移設。葛飾区立青戸平和公園で除幕式が挙行されました。 -
原爆犠牲者追悼のつどい ふたたび被爆者をつくらない国の証し誓う
原爆犠牲者慰霊碑の前で執りおこなわれたつどいは、都の委託を受け東友会が毎年実施しているもの。 -
日本被団協が代表者会議と中央行動 国の償い、実相普及など議論
国の償い国民運動、被爆二世委員会、脱原発運動などについて報告と討論・経験交流。 -
初の全国被爆二世交流会 熱心な議論で経験交流
15都府県の被爆二世が集まり、熱心な話し合いがおこなわれました。 -
厚労省 原爆症認定制度「検討会」 3つの「方向性」を検討
「方向性(1)」は、日本被団協が出した「提言」に基づくもの。 -
原爆症認定ケースbyケース(2012年9月16日から10月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者12人の審査結果と、異議申立1件の結果です。
「東友」2012年11月号(337号)
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東友会医療講演会 「認知症と向きあうために」をテーマに
東京都からの委託業務の講演会。認知症の基礎知識から地域ぐるみの包括ケアまで、医師を講師に。 -
浅草ウォーク 国に戦争被害への謝罪と補償を果たさせよう
重点は「空襲被害者等援護法」制定に向けて、国民の理解と運動を広げること。 -
「核兵器の非合法化・廃絶」34カ国共同声明 日本政府は賛同拒否
日本政府は「アメリカの『核の傘』の下にいるわが国の核政策に反する」として署名を拒否。 -
東友会「被爆体験を語り継ぐ学習会」 聞き手にどう働きかけるか
「証言者と聞き手をどう広げるか」などのテーマで学び、議論や経験交流。 -
岩波書店労組から寄付 世代がかわっても毎年
労組の組合員の募金と労組が開くバザーの売り上げから、半世紀以上届けられているもの。 -
被爆二世交流会 2013年4月を目標に二世の会結成へ議論
日本被団協が開いた全国の被爆二世交流会の報告を受けて、東京の会の結成について話しあい。 -
厚労省 原爆症認定制度「検討会」 裁判経ず解決図る趣旨生かせ
厚労省事務当局が提出した資料について、被爆者側委員がきびしく批判。 -
「原爆被害者の墓」のつどい 死没者の願いを引き継ぎ献花
「原爆被害者の墓」は有志が身寄りのない被爆者と遺族のための共同墓地として建立したもの。 -
原爆症認定ケースbyケース(2012年10月16日から11月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者4人の審査結果です。
「東友」2012年12月号(338号)
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年末見舞金を贈るつどい 訪問することの大切さを再確認
年末見舞金を集めている街頭などでの募金運動や被爆者の姿が紹介されました。 -
東友会相談員養成研修会 東京都の被爆二世施策の歴史を学ぶ
ガン検診や医療費助成を実施している東京都の被爆二世施策とその歴史的経過について講演。 -
東友会、石原慎太郎氏の核武装発言に抗議文
軍事力強化をめぐって国内外で危険な動きが相次ぎ、東友会と被爆者団体はきびしく対応。 -
あたたかい編み物届く 東都生協組合員のみなさんから
東都生協の組合員から「暖かい冬を過ごしていただきたい」と、被爆者のために届けられました。 -
厚労省 原爆症認定制度「検討会」 被爆者側委員の意見書を無視
座長は提出されていた「司法と行政の乖離解決のために」とする意見書には全くふれず。 -
原爆症認定ケースbyケース(2012年11月16日から12月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者4人の審査結果です。