2006年発行 「東友」
「東友」2006年1月号(255号)
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被爆者の実情、願い 「年末見舞金」訪問から見える国の施策の問題点
被爆者地区の会の役員が原水協のみなさんらといっしょに被爆者を訪問。報告をまとめてみると…。 -
原爆症認定で第2次「集団申請」にとりくみます
申請すらあきらめていたら、いくつもの病気を抱え今も苦しむ被爆者の実態を広く知らせることはできません。 -
市民団体が宣伝・署名行動 東友会も被爆者として非戦・平和を訴え
「憲法9条は世界の宝」「日本に米軍基地はいらない!」「イラクから自衛隊はいますぐ撤退を!」と訴え。 -
国・東京都の2006年度被爆者関連予算
国は前年度と同額、東京都は増額。 -
原爆症認定集団訴訟 東京訴訟 口頭弁論と被爆60年しめくくり行動
口頭弁論の証人は埼玉大学名誉教授の市川定夫さん。裁判所への署名提出と厚労省前での行動も。 -
東友会相談員養成研修会 相談活動の歴史、相談事例に学ぶ
相談事業がますます大切になっているとの問題提起をうけ、各地から報告が。 -
被爆60年 被爆者の地区の会が主催・共催した都内各地のとりくみ
2005年、都内各地でとりくまれた平和行事のうち、東友会事務局に報告があったものをまとめました。 -
被爆60年に寄せられたピースリーフの言葉から
東友会は、一人ひとりの平和の思いを書く「ピースリーフ」をよびかけ。一部を抜粋して紹介。 -
被爆60年の「年末見舞金を贈るつどい」
見舞金は、各地の原水協の人たちが毎月おこなう「核兵器廃絶と被爆者援護を求める6・9行動」で集めた募金。 -
渋谷で原爆症認定集団訴訟の支援を訴え おりづるネットが年頭に宣伝行動
写真パネルを掲げながら、原爆症認定集団訴訟への支援をよびかけ。 -
「東友」読者からのお便り
2005年暮れ、練馬区のYさん(75歳)から、東友会相談員に手紙が届きました。 -
原爆症認定ケースbyケース(2006年1月)
東友会を通じて原爆症の認定申請を出した被爆者の1件の審査結果です。
「東友」2006年2月号(256号)
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原爆症認定「集団申請」よびかけに被爆者から反応続々
原爆症認定集団訴訟を支援し、国・厚生労働省に被爆者の実態と気持ちを事実で知らせるとりくみ。 -
東京おりづるネット宣伝行動 若者たちから感動的な反応
原爆症認定集団訴訟への支援を訴える行動に、「支援したい」などの反応が。 -
二世検診の通年化の見通し立つ 東友会と地区の会の要望に都が回答
東京都と社団法人東友会との懇談会で明らかになったもの。 -
原爆症認定集団訴訟 東京訴訟 いいかげんな認定行政にあらたな怒り
国・厚生労働省側唯一の証人、児玉和紀氏にたいする尋問。 -
東友会新春のつどい 被爆61年目の運動へ交流深める
寄せられた「ピース・リーフ」の中から、核兵器廃絶、平和を願う想いを紹介。政党などからあいさつも。 -
原爆症認定ケースbyケース(2006年2月)
東友会を通じて原爆症の認定申請を出した被爆者の3件の審査結果です。
「東友」2006年3月号(257号)
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原爆症認定集団申請 「私の病気は原爆と関係」「国に認めさせたい」
東京の18人をふくむ30人が、国の原爆症認定制度の抜本的な改革を求め団申請に参加。 -
原爆症認定集団訴訟 東京訴訟 結審は2006年7月12日に
国側の代理人は30年も前の原子力発電所推進の資料をもとに尋問し、不見識さがかえってはっきりと。 -
米国が通算22回目の臨界前核実験 被爆者が米大使館に抗議
ブッシュ政権下で9回目の臨界前核実験を英国と共同で強行。東友会など首都圏の被爆者が抗議行動。 -
社団法人東友会が総会 相談事業等で2006年度事業計画決まる
「被爆者と子弟の相談事業」「死没者と遺族の調査・慰霊事業」など、討論ののちすべて採択。 -
東友会医療講演会 高齢者の食事について多彩な話
講師は大田病院の食養課で管理栄養士をしていた下山珪子さん。 -
すみやかな核兵器廃絶を保有国に迫ろう 3.1ビキニデーに参加して
2006年3・1ビキニデー集会に、東友会代表として派遣された大岩孝平さんのレポートです -
おりづるネットが月例の街頭行動 渋谷で原爆パネル掲げ
「原爆と人間展」パネルなど掲げ、原爆裁判が大詰めにきていることなど訴え。 -
訃報 東友会顧問 小島利一さん、東友会常任理事 高木陽雄さん
小島利一さんは「折り鶴バッジ」を考案。高木陽雄さんは東友会常任理事、事業部員として活躍。
「東友」2006年4月号(258号)
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「お花見平和のつどい」 核兵器なくせ、平和憲法を守ろう
2006年の合い言葉は「憲法大好き つないで つないで 東京から平和を」。 -
原爆症認定集団申請 東京で14人、全国で26人が申請書を提出
3月の第1陣と合わせると、6都道府県56人になりました。 -
原爆症認定集団訴訟 東京訴訟 他地裁での証言を趣旨説明
全国12の集団訴訟のうち、東京地裁でできなかった専門家たちの証言の要旨をまとめて陳述。 -
在外被爆者裁判 最高裁で苦しい実情訴える
健康管理手当の支給に関わる、2人の在外被爆者による裁判。 -
原爆症認定ケースbyケース(2006年3月)
東友会を通じて原爆症の認定申請を出した被爆者の4件の審査結果です。
「東友」2006年5月号(259号)
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原爆症認定集団訴訟 大阪地裁判決 原告9人全員が全面勝利
判決のポイントは「入市や3キロ以遠の被爆者も認定の対象として広く認めたこと」など。 -
原爆症認定集団訴訟 東京訴訟 大阪判決を示しながら国に迫る
国・厚生労働省側の弁論予定も発言なし。近畿の弁護士が大阪地裁判決を引きながら厳しい弁論。 -
「原爆のせいと認めてほしい」 原爆症認定集団申請に13人
原爆症認定を求めてる第2次「集団申請」。7都府県37人によっておこなわれました。 -
原爆症認定110番 NHKも取材 東京だけでなく全国から相談電話
正午のニュースでこの模様が全国放送され、東友会の電話番号も紹介されました。 -
核兵器なくせ 平和憲法を壊すな 広島へ平和行進が出発
原水爆禁止世界大会に向けた国民平和大行進。1000人が「核兵器なくせ」などの声を上げながら行進。 -
訃報 元東友会常任理事 松谷幸江さん
委託事業部に所属して活躍。江戸川親江会の役員も歴任。証言活動にも参加されていました。
「東友」2006年6月号(260号)
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核兵器廃絶の声を東京から世界へ 市民団体とともにピースアクション
2006年の目玉企画は、「証言と映像でつづる『61年目、はじめての被爆証言』」。 -
ピースアクションでの証言朗読劇「61年目、はじめての被爆証言」から
「被爆者の本当の苦しみと願いがわかった」と感動をよんだ朗読劇を要約再現。 -
東友会総会 一人ひとりを大切にし、地区の会を基礎に
方針や規約一部改訂を決定。社団法人東友会総会も同日開かれました。 -
被団協結成50周年の運動をがんばろう 日本被団協 総会と中央行動
被爆者の『基本要求』をあらためて訴えていくことを議論。集団訴訟勝利に向け活動することも確認。 -
原爆症認定集団訴訟 大阪地裁判決に国が控訴
原爆症認定集団訴訟 大阪地裁判決に国が控訴 原告・被爆者らはただちに抗議。 -
「被爆者の病気、原爆症と認めて」 原爆症認定集団申請に東京から16人
東友会が全国の被爆者とともに3月から毎月1回つづけてきたもの。 -
原爆症認定ケースbyケース(2006年5月)
東友会を通じて原爆症の認定申請を出した被爆者の4件の審査結果です。
「東友」2006年7月号(261号)
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原爆症認定集団訴訟 東京地裁結審 原告が命を削るような最終陳述
最終弁論は「被爆の実相と原爆被害の特徴」など4つの角度からおこなわれました。 -
「原爆被害を知らせるため余生をかけたい」 原爆症認定集団申請
申請者は東京で82人に、全国では15都道府県187人にのぼりました。 -
原爆症認定集団訴訟結審 東京おりづるネットと東友会が行動
様々な行動と一緒になり、厚生労働省は数百人の燃えるような熱気ある座り込みで包囲されました。 -
東京おりづるネットが総会 厚労省のある東京の役割を強調
東京の結審日行動、広島地裁判決に関連する行動についてなど確認。 -
バンクーバー世界平和フォーラム 97カ国から4000人
「戦争を終わらせ、平和と公正で持続可能な世界をつくろう」を掲げた世界平和フォーラムがカナダで。 -
訃報 元東友会事務局長 米内達成さん
常任理事、事務局次長、「東友」月刊化当時の広報部長などを歴任。 -
原爆症認定ケースbyケース(2006年7月)
東友会を通じて原爆症の認定申請を出した被爆者の1件の審査結果です。
「東友」2006年8月号(262号)
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原爆症認定集団訴訟 広島地裁でも全面勝訴 東京では「控訴するな」と連日行動
原告41人全員を原爆症と認める、大阪判決につづく画期的勝利です。 -
原爆症認定制度の抜本的改定へ 国会議員と懇談、署名も
原爆症認定制度の抜本的改定を求めて国会議員への要請がはじまりました。6人の議員が賛同署名。 -
慰霊祭・追悼のつどい 原爆被害の深刻さを胸にきざんで
東京都原爆犠牲者慰霊祭と「原爆犠牲者追悼のつどい」に250人が参列。 -
被爆61年 広島・長崎で祈念式典、献水式にのぞむ
東友会は8月6日、9日の広島・長崎に代表を派遣し、原爆死没者の冥福と核兵器廃絶を願う祈りを捧げました。 -
代々木病院で被爆者集団健診
長年、被爆者専門外来を設けてきた代々木病院が、集団健診としては初めて実施したもの。 -
原爆症認定ケースbyケース(2006年8月)
原爆症認定の集団申請に参加した被爆者の5件の審査結果です。
「東友」2006年9月号(263号)
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次年度予算への要望で都議会各会派がヒアリング(聴き取り)
東友会の要望事項は、被爆者と被爆二世の健康診断・がん検診の充実など4点。 -
アメリカの臨界前核実験に被爆者が抗議 外務省へも「抗議を」と要請
東友会は日本被団協とともに米大使館へ抗議行動を。外務省は「抗議はしない」と回答。 -
「入市被爆でも原爆の影響ある」 原爆症認定集団申請 東京で10人
原爆被害の実態に即した原爆症認定審査を求めて、全国の被爆者とともにつづけているもの。 -
東友会相談員養成合宿研修会 原爆症認定裁判、医療・介護制度を学ぶ
原爆症認定のポイントと集団訴訟・集団申請の見通し、『改悪』された介護保険制度と医療制度の内容。 -
2006年アメリカ遊説報告 核保有国の草の根の人々に訴えて
アメリカ遊説に参加した、児玉昭太郎さんのレポートです。 -
原爆症認定制度の抜本改善へ 国会議員への働きかけつづく
「原爆症認定制度を抜本的に改めることについての賛同署名」を求め、東京選出の議員へ働きかけ。
「東友」2006年10月号(264号)
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東友会医療講演会 糖尿病と肥満について興味深く
住友秀孝医師がが糖尿病やメタボリック・シンドロームについて講演。 -
1キロ直爆でも国は原爆症と認めず 被爆者の願いに逆行
国・厚生労働省は、広島1.2キロ、長崎1.4キロの距離で被爆した人の同じ病気を原爆症と認定しています。 -
「認定却下は納得できない」 原爆症認定集団訴訟 新たに10人が原告に
東京の原告は40人、全国では21都道府県200人、提訴裁判所は15地裁、2高裁となりました。 -
原爆症認定の集団申請者100人超える 「原爆被害の深刻さ伝えたい」
原爆症認定第2次集団申請の東京の参加者が、101人(全国では293人)に。 -
厚生労働省への対策で原爆症認定など3訴訟の弁護団が共闘集会
3事件の弁護団は原告とともに、厚労省の姿勢を国会で追及してたたかうことにしました。 -
原爆症認定制度の抜本改善へ 国会議員への働きかけつづく
東京選出の議員50人のうち13人と面談、いずれも署名に賛同。 -
北朝鮮が「核実験を実施」と発表 東友会が抗議声明
東友会はただちに暴挙に抗議。すべての核兵器保有国政府にも核兵器廃絶をすみやかに実現するよう訴え。 -
訃報 元東友会事業部長 高橋一さん、元東友会常任理事 竹内功さん
高橋一さんは東友会常任理事、事業部長、被爆者練馬の会会長など歴任。竹内功さんは東友会常任理事を歴任。 -
原爆症認定ケースbyケース(2006年9月、10月)
原爆症認定第2次集団申請に参加した被爆者4人と近距離被爆者の甲状腺機能障害の審査結果です。
「東友」2006年11月号(265号)
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厚労省、原爆症認定集団申請の13人を却下 提訴を決意する被爆者たち
「国の判断について納得できません。私も裁判に参加させてください」――ほとんどの人が提訴を決意。 -
原爆症認定制度の抜本改善を求める賛同署名 菅直人議員がサイン
民主党代表代行で元厚生大臣の菅直人衆院議員は、「問題の打開は政治の場しかない」と話し署名。 -
日本被団協結成50周年 被爆者運動半世紀の歩み
「結成50周年宣言」を発表。代表者会議と中央行動も行われ、厚生労働省交渉が1年半ぶりに再開。 -
東京大空襲被害者と原爆被爆者が浅草をピースウォーク
「すべての戦争犠牲者に国家補償を」と、集会とピース・ウォークがおこなわれました。 -
原爆症認定第2次集団申請 被爆後の不安強く
第2次集団申請に参加した被爆者は、東京で105人、全国17都道府県354人に。 -
原爆症認定制度の抜本改善へ 国会議員への働きかけつづく
東友会と東京弁護団は東京選出の国会議員と面談をつづけています。19人の賛同署名を獲得。 -
杉並で原爆症認定集団訴訟の提訴説明会 提訴予定者の声切実
原告団長が裁判の全国的な動きを報告、弁護士が被爆の実態を知らせる運動が不可欠と発言。 -
募金ありがとうございます 団地自治会、労働組合から
東久留米市の滝山団地自治会、都庁職本庁支部、岩波書店労組から。 -
原爆症認定ケースbyケース(2006年11月)
原爆症認定第2次集団申請に参加した14人の審査結果です。
「東友」2006年12月号(266号)
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東友会の歴史と被爆者の基本要求 被爆者・支援者らが学ぶ
東友会の草創期と被爆者の基本要求を知る学習会がに、原水禁運動関係者や学生なども参加。 -
国は戦争被害「受忍」強いるな 中国残留孤児の座りこみに激励・連帯
残留孤児61人に国は賠償金を支払えと判決。控訴するなの座り込みを、東友会、日本被団協は激励。 -
原爆症認定制度の抜本改善へ 国会議員への働きかけつづく
国会議員への面談行動は、東京選出議員50人のうち27人と面談。賛同議員は24人に。 -
原爆症認定集団訴訟の原告 須田芳子さんが死去
「勝利の判決を聞きに行きたい」と言っていた須田さんの願いはかないませんでした。 -
5会場で東都生協と東友会の交流会 世代を超えてふれあうことの大切さ
すべての会場で被爆者が体験を証言し、原爆症集団訴訟への支援がよびかけられました。 -
原爆症認定第2次集団申請ひと区切り 計33地区106人に
東京の申請者の病名は、いずれも放射線影響研究所の研究でも原爆放射線との因果関係が認められているもの。