被爆60年の「年末見舞金を贈るつどい」
被爆者から「長年の支援に感謝」 原水協から「核廃絶を被爆者とともに」
「被爆者に年末お見舞い金を贈るつどい」が2005年12月17日、東京原水協と東友会の共催で開かれ、440人分88万円が贈られました。
「つどい」の最初に東京原水協の都丸哲也代表理事から東友会の横川嘉範会長に手渡された見舞金は、各地の原水協の人たちが毎月おこなう「核兵器廃絶と被爆者援護を求める6・9行動」で集めた募金です。
横川会長からのお礼のことばに続いて、東京原水協の柴田桂馬代表理事が「核兵器廃絶の流れをさらに大きく! 被爆者とともに歩んで」と題し講演。被爆60年を振り返りながら「被爆者のがんばりを支援し、核兵器廃絶のためにともに歩みたい」と結びました。
つづいて長岡和幸東友会事務局長が「年末見舞い訪問と記録」について説明。的早克眞東友会相談員が前年の「被爆者訪問の記録」の特徴を報告しました。
「つどい」には148人(東友会から43地区88人)が参加。地区ごとに原水協と被爆者の会が訪問の日程などを相談しました。
参加者からは、「長い間の毎月の6・9行動こころより感謝します」「はじめて訪問します。自分の思いを伝え、被爆者の方の思いもお聞きしたいです」などの声が寄せられました。