2013年発行 「東友」
連載記事
「東友」2013年1月号(339号)
-
被爆68年・東友会結成55年 核兵器なくせ、原爆被害への国の償いを
夏の東京原爆展、地区の会の新年早々の被爆体験証言をはじめ、様々な取り組みをすすめています。 -
55周年記念事業にご協力ください 後世に残る有意義な企画満載
実態調査のほか、原爆展、記念式典と祝賀会、記念出版物の刊行を準備しています。 -
原爆症認定訴訟 却下理由を明示しない国側を追及
被爆者側弁護士が、個々の被爆者の疾病が放射線となぜ関係ないというのか明示せよと追求。 -
原爆症認定訴訟の弁護団が合宿研究会
残留放射線と放射性降下物の人体影響、内部被曝など検討。 -
「被爆者年末お見舞い行動」報告 訪問を待っている被爆者がいる
年末にかけて被爆者を訪問し、お見舞金を届けました。報告のあった地区の様子を紹介します。 -
【特集】 被爆二世の制度・施策 制度の内容と成り立ちの歴史
被爆二世に関する東友会の運動と東京都の施策の変遷、現在の制度について特集しました。 -
被爆二世の医療費助成 更新期限が2年間に延長
更新期限の延長は、東友会が長年東京都と都議会に要請し続けてきたもの。 -
被爆者地区の会の多彩な活動 知恵と工夫と熱意が生む
東友会を構成する地区の会は独自の活動もしています。江戸川区と板橋区の取り組みを紹介。 -
年末に厚労省前で要請・宣伝行動 首都圏の被爆者の会と共同で
横幕2枚をかかげ、寒風をついて被爆者と支援者が厚生労働省前でビラを配り、訴えました。 -
厚労省 原爆症認定制度「検討会」 厚労省の意向で推移する議論
被爆者側が再三制度の基本問題での検討を要望したにもかかわらず、今回も制度の討議はなし。 -
原爆犠牲者慰霊碑 移設後も清掃 新年を気持ちよく迎えてほしい
新しい年を気持ちよく迎えてほしいとの思いから、年末は都合のつく事務局員がボランティアで続けています。 -
「東友会被爆者相談所」のご紹介とお願い まずはお電話を
東友会は結成されてからずっと、原爆被爆者の相談所としての活動を続けてきました。
「東友」2013年2月号(340号)
-
原爆被害に国の償いを 国会要請の首都圏行動
原爆被害に国の償いを求める運動のいっかんとして、国会議員要請行動がおこなわれました。 -
北朝鮮の核実験強行に抗議
東友会北朝鮮の3回目の核実験強行にたいし、抗議声明を発表。 -
東友会新春のつどい 激励のあいさつ、合唱・演奏など多彩に
原爆被害への国の償いと核兵器廃絶を願う東京の被爆者と支援者の姿を紹介。政党関係からは激励が。 -
「被爆者年末お見舞い行動」の続報 世田谷、武蔵野
年末にかけて被爆者を訪問し、お見舞金を届けました。報告のあった地区の様子を紹介します。 -
被爆体験を語り継ぐ学習会 DVDを観て証言の仕方を勉強
DVDを観て感想を出し合い、被爆者の会の区市や学校などへの働きかけの内容を交流。 -
原爆症認定 ケースbyケース(12月16日から2月16日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者5人の審査結果です。
「東友」2013年3月号(341号)
-
東友会医療講演会 「耳鳴りとめまい」をテーマに
講師の内村逸郎医師は、数十年間被爆者医療を担ってきた方。 -
アメリカの新型核実験に抗議
アメリカが2012年秋に核兵器の性能を調べる実験。オバマ大統領への抗議文を掲載。 -
「被爆者・被爆二世の実態調査」 ご協力ありがとうございました
東友会は東京在住被爆者と被爆二世に「実態調査」を依頼。回答内容の一部を紹介。 -
厚労省 原爆症認定制度「検討会」 「残留放射線の影響なし」の主張も
「判断に不服のある人は裁判を起こせばよい」と検討会の趣旨を理解しない委員も。 -
原爆症認定東京訴訟 寝たきりの被爆者が追加提訴 原告は21人に
東友会が支援する個別裁判の原告は21人になりました。 -
原爆被害に国の償いを 国会議員との面談・要請つづく
原爆被爆の実態を知らせ、「国の償い」を求める運動への理解を深めていただくことが目的。 -
3・1ビキニデー集会に参加して 核廃絶をリードできる日本に
2013年3・1ビキニデー集会に東友会から派遣されて参加した仲伏幸子さんのレポートです。 -
「被爆者年末お見舞い行動」の続報 大田
年末にかけて被爆者を訪問し、お見舞金を届けました。報告のあった地区の様子を紹介します。 -
原爆症認定ケースbyケース(2月17日から3月16日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者5人の審査結果と、1人の異議申立の結果です。
「東友」2013年4月号(342号)
-
お花見平和のつどい 今もつづくマーシャルの被害に驚き
第五福竜丸展示館で、学芸員がビキニ水爆実験で被災したマーシャルの人びとの被害を報告。 -
東友会「原爆症認定訴訟・みんなで学ぶ会」ひらく
認定制度の問題や集団訴訟の成果、認定制度「検討会」の現状などが報告されました。 -
厚労省 原爆症認定制度「検討会」 「残留放射線の影響なし」くつがえす
厚労省側の見解の根拠をくつがえす資料を日本被団協側が提出。 -
年末見舞行動交流会 地域での長年のつながりを再確認
届けられた報告書に基づいて、訪問活動の特徴6点が報告されました。 -
慰霊碑の清掃 ブロックごとに分担して
東友会の原爆犠牲者慰霊碑が葛飾区青戸平和公園に移設してから半年、定例の清掃。 -
被団協関東甲信越ブロック会議 各都県が交流し励ましあう
高齢化により役員が活動に参加できなくなっているなどの実態が報告されました。 -
原爆症認定ケースbyケース(3月17日から4月16日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者3人の審査結果です。
「東友」2013年5月号(343号)
-
8月の広島に向け2013年平和行進が東京を出発
第五福竜丸展示館前から約20キロを行進。銀座では被爆者が先頭を歩きました。 -
日本被団協ら4団体「原爆症認定制度の抜本改正をめざす国会行動」
自民、民主、公明、共産、社民、未来の各党代表は被爆者切り捨てがつづいていることを批判。 -
原爆症認定問題で公明党、自民党が聴き取り 被爆者と弁護団が陳述
公明党の委員会、自民党の「議員連盟」に認定審査の問題点を説明。 -
「東京被爆二世の会」が結成総会 東友会から激励と連帯のあいさつ
交流会を重ね、「会をつくりたい」という意志を確かめ合い、準備を進めてきました。 -
東友会 被爆体験を語り継ぐ学習会 語る側と聞く側が率直な意見交換
人前で被爆証言ができるよう「参加者全員が発言する」が最大の目的。少人数で証言と交流。 -
原爆症認定ケースbyケース(4月17日から5月17日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者6人の審査結果と、2人の異議申立の結果です。
「東友」2013年6月号(344号)
-
一般社団法人東友会総会 法人移行1年間の活動を確認し合う
取り組んだ5つの事業や、核兵器廃絶をめぐる現状や、運動の課題が報告されました。 -
被爆者は改憲の動きをどう見る 東友会が憲法問題で学習会
講師は安原幸彦弁護士。主な内容と、質問と意見、参加者の感想を紹介します。 -
東京都原爆被害者団体協議会が総会 被爆者の願いを次代につなぐため全力
決算と予算、会則改正と役員人事を審議。 -
東京豊島ライオンズクラブ 被爆証言と支援の寄付
東友会理事が招かれ、スライドを使って東友会の活動を紹介し、被爆体験を証言。 -
東京在住の被爆二世・三世のみなさんへ 「東京被爆二世の会」へのお誘い
2013年4月に結成された「東京被爆二世の会(通称・おりづるの子)」の紹介です。 -
3団体共同で「ピースアクション」 核兵器も戦争もない平和な世界を
メイン企画は「語り継ぐ『母と子』」。猛火の中を生き抜いた姿の朗読に、感動の拍手が。 -
松本議員へ地元の被爆者と東友会などが要請 原爆症認定と国家補償で
原爆症認定制度の現在の問題点を知らせることと、「国の償い実現運動」への賛同署名への協力を依頼。 -
原爆症認定東京訴訟の勝利へ 弁護団・医師団が定期的な合同会議
弁護団と医師団は2月から、原告一人ひとりについて、「医師意見書」を作成しています。 -
日本被団協総会 原爆症認定、憲法問題、実相普及などで議論
被爆の実相普及と体験の継承問題、原発問題なども活発に討論。 -
原爆症認定ケースbyケース(2013年5月18日から6月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者3人の審査結果です。
「東友」2013年7月号(345号)
-
東京都と東友会が懇談会 被爆二世も実情訴え 願いに真摯な回答
被爆者健診の項目追加など要望。被爆二世からは医療費助成の診断書にかかわる要望など。 -
原爆症認定東京訴訟「原告をはげます集い」 次つぎに激励の言葉
弁護士や原告が自己紹介、原爆症認定制度をめぐる政治情勢の報告など。 -
原爆症認定東京訴訟 被爆者救済という法の趣旨をいかせ
弁護士が、原爆放射線の人体への影響がいまだに解明途中であることなどを陳述。 -
原爆症認定東京訴訟 「審査している人は原爆被害を知らない」
原告2人が証言。核兵器廃絶を願う思いや、わずか100メートルの違いで却下されたことを証言。 -
国と東京都 2012年度末の被爆者数を公表
全国数が最高時の54%に、東京都の数は最高時の63%に、それぞれ減少。 -
原爆症認定ケースbyケース(2013年6月16日から7月16日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者2人の審査結果です。
「東友」2013年8月号(346号)
-
東友会結成55周年記念 東京原爆展 5000人を超える参観者
東京で懸命に生きてきた被爆者の核兵器廃絶、平和への願いを、多くの人びとに紹介することに力点。 -
東友会結成55周年記念 東京原爆展 〈詳報〉感動と共感の6日間
原爆展会場のあちこちで感動的な交流が。準備や運営にも被爆二世が直接関わるなどの特徴も。 -
原爆症認定近畿訴訟大阪地裁判決 原告8人全員が勝訴
東友会などは厚生労働省前で「控訴するな」の街頭行動などを展開。首相は控訴を見送る方針を提示。 -
「被爆者調査」 中間報告を記者会見で公表
東友会は被爆者実態調査について記者会見。数字データや回答した被爆者の姿について報告。 -
葛飾区非核平和祈念のつどい 児童代表が誓い
葛飾区と、同区の被爆者の会・葛友会が共催。核兵器廃絶と世界の恒久平和を祈念し1990年から毎年開催。 -
原発再稼動するな、復興急げ 被爆者が東電へ要請
日本被団協と首都圏被団協が東京電力本店に赴き柏崎刈羽原発の再稼働決定に抗議し取り消しを要求。 -
厚労省 原爆症認定制度「検討会」 「放射線に起因する疾患」について
被爆者の委員は被爆者援護法の趣旨を踏まえた判決事例を提出していましたが、全く検討されず。 -
被爆68年目の広島・長崎 平和式典、献水式、名簿照合など奮闘
東友会は広島・長崎の平和式典に代表を派遣。犠牲者への追悼と「東京の木」への献水などおこないました。 -
被爆70年に向け草の根からの活動を 原水爆禁止世界大会の報告
原水爆禁止2013年世界大会に東友会を代表して参加した、出田卓さんのレポートです。 -
伝えよう、受け継ごう 長崎で日本被団協集会
被爆者が被爆体験を、被爆二世が思いを、長崎の高校生が署名運動の活動を語りました。 -
全国空襲連が結成3周年のつどい
「空襲被害者等援護法(仮称)」を戦後70年(2015年)までに制定するよう求める決議をしました。 -
原爆症認定ケースbyケース(2013年7月17日から8月16日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者2人の審査結果です。
「東友」2013年9月号(347号)
-
都議会予算要望ヒアリング 健診・二世施策充実、平和事業推進など訴え
各会派から要請されて毎年実施しているもの。自民、公明、共産、民主の各都議団に要望。 -
東友会相談員養成合宿 原爆の非人道性、相談事業の歴史学ぶ
講演「原爆・核兵器の非人道性と被爆者の役割」、相談所の相談事業実情報告など。 -
原爆症認定東京訴訟 原告2人が証言 厚労省側の反対尋問に失笑も
2人の原告が被爆時の状況や苦しみ、現在の生活の困難など証言。 -
アメリカが新型核実験 「核なき世界」は草の根から
アメリカが新型核実験をおこなっていたことを公表。日本被団協は8月22日付けで抗議声明。 -
原爆症認定ケースbyケース(2013年8月17日から9月16日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者4人の審査結果です。
「東友」2013年10月号(348号)
-
原爆犠牲者追悼のつどい 原爆犠牲者を偲ぶ気持ち胸に
原爆犠牲者慰霊碑の移設にともない、東京都が正式に主催することに。東友会は企画・運営を担当。 -
厚生労働大臣との定期協議 裁判をしなくていい原爆症認定制度に
要求書の説明を受け、大臣は「おおむね認識が共有されていると思っている」と発言。 -
日本被団協が全国代表者会議と中央行動
中央行動は「現行法の改正と国の償いを求める院内集会」、来席した国会議員に署名を手渡し要請。 -
原爆症認定東京訴訟 残留放射線の影響を認めて
東友会が支援している原爆症認定東京訴訟。3人の原告が被爆時の状況や苦しみについて証言。 -
厚労省 原爆症認定制度「検討会」 座長が年内のとりまとめ急ぐ
「放射線起因性」にこだわる委員も。被爆者の委員は原爆被爆の実態に沿って整理をするよう強調。 -
岩波書店労組から寄付 毎年の厚志に感謝
岩波書店労組の4人の代表が東友会を訪れ、募金が届けられました。 -
被爆二世らが初の学習交流会 都の制度の成り立ちなど学ぶ
東友会相談員が、東京都の制度実現の経過、被爆二世の現状などについて要点を押さえながら講演。 -
原爆症認定ケースbyケース(2013年9月17日から10月18日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出していた被爆者5人の審査結果です。
「東友」2013年11月号(349号)
-
東友会「地区相談活動交流会」「相談員養成研修会」開催
「交流会」では相談件数推移など学び経験交流。「研修会」では介護保険制度と被爆者の制度を説明。 -
厚労省 原爆症認定制度「検討会」 年内答申へ報告書の作成山場
「報告書案」には、誤った文言や被爆の実態を軽く見る従来どおりの姿勢が随所に。 -
原爆症認定東京訴訟 「ノーモア・ヒバクシャ訴訟東京原告団」結成
原告団として結束し、被爆者の地区の会、東友会の活動にも積極的に参加することなどを確認。 -
アメリカのZマシンによる核実験に抗議する
アメリカが核実験をおこなっていたという報道に際し、東友会は米大統領あてに抗議文を送りました。 -
けやき平和チャリティコンサート 東友会に寄付金
ピアノ独奏、独唱と混声合唱団による本場のロシア民謡など。終演後、東友会へ寄付金目録を贈呈。 -
「原爆被害者の墓」で偲ぶつどい 死をみつめ平和への思い深める
献花、献水のあと、死者についての思い、死についての思いが多く語られました。 -
原爆症認定ケースbyケース(2013年10月19日から11月18日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出していた被爆者4人の審査結果です。
「東友」2013年12月号(350号)
-
現「原爆症認定訴訟」の原告が全国原告団を結成
被爆の実態を無視した厚労省「検討会」の報告に、被爆者・原告・支援者などは制度の抜本改善を求め行動。 -
厚労省 原爆症認定制度「検討会」 最終報告書は現状追認
認定制度を改めるための「検討会」が、現状を守ろうとする厚労省のリードに乗せられた形に。 -
東友会医療講演会 被爆者健康診断の各項目を具体的に
講師は東友会顧問医の園田久子先生。被爆者健診を受けても結果の意味がわからないという声に応えたもの。 -
特定秘密保護法案 東友会が反対声明
何が秘密かも曖昧なまま厳しい罰則を盛り込んだ「特定秘密保護法案」への反対声明。要旨を紹介。 -
東友会結成55周年記念式典と祝賀会 次代へバトンタッチ誓う
結成55周年事業とし記念式典・祝賀会を開き、この日にあわせて、記念誌と調査報告書を発行。 -
「年末見舞金を贈るつどい」 脈々と続く被爆者訪問のとりくみ
東友会55年の歩みをスライド上映。「いま国連は―核兵器を巡る世界の動き―」の講演も。 -
東都生協から編み物とどく 毛糸の暖かさと気持ちの温かさで2倍増
手編みの膝掛けやベスト、マフラーが届けられました。25年間で編み物の総数は7000枚に。