「原爆被害者の墓」で偲ぶつどい 死をみつめ平和への思い深める
大雨の被害をもたらした台風27号や28号も温帯低気圧に変わり、2013年10月27日は台風一過の快晴。八王子市の東京霊園内で「原爆被害者の墓の前で故人を偲ぶつどい2013」が開かれました。参列者は50人。たどりつくのに2時間以上かかった方もありました。
この日の新たな合葬者は被爆者の濵井隆治さんと被爆者の家族の山本和子さん。これでこのお墓に眠る方の数は39人になりました。
みんなそれぞれ献花、献水をしたあと、近況と思いを語りました。死者についての思い、死についての思いが多く語られましたが、聞いているとそれが平和への思いの原点だと気づきます。
この会は2014年も同じ時期に開かれます。