2011年発行 「東友」
連載記事
「東友」2011年1月号(315号)
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東京原爆展に大きな反響 被爆の実相と被爆者の願い伝え続けよう
2010年のNPT再検討会議期間中の国連本部ビル原爆展パネルの国内初展示もあって、マスコミも注目。 -
原爆症認定集団訴訟 東京第3次訴訟 病気は原爆抜きに考えられない
聞間元医師が、原告・被爆者側と被告・国側からの質問に丁寧に答える証言。 -
相談員養成研修会 介護保険制度を被爆者はどう利用するか
ケアマネージャーの資格を持つ東友会相談員が、被爆者援護法の施策との関わりについて講演。 -
原爆症認定問題特集 「新しい審査の方針」の下での認定実態
被爆の実態とかけはなれた被爆者医療分科会の審査姿勢が明らかに。 -
年末見舞金を贈るつどい 人を大切にする活動をともに
今回初めて、募金を贈る側の日本原水協と受ける側の日本被団協の事務局長が参加。 -
日本被団協シンポジウム 原爆もたらした国の責任をあいまいにするな
「国民はひとしく戦争被害を受忍せよ」という「基本懇」答申発表から30年、当時の議事録が公開。 -
被爆二世の医療費助成に関する請願 都議会で趣旨採択
要望事項は医療費助成の継続審査で求められる「診断書」の簡略化など2点。 -
原爆症認定ケースbyケース(2010年12月14日から2011年1月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者8人の審査結果です。
「東友」2011年2月号(316号)
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東友会新春のつどい 被爆者とみんなの願いを前進できる1年に
日本被団協の田中煕巳事務局長が原爆被害への国家補償を求める被爆者運動ついて講演。 -
原爆症認定制度の在り方に関する検討会 被爆者側と国側から聴き取り
被爆者側は被爆体験や制度の問題点など述べましたが、厚労省側は「戦争犠牲受忍論」の立場。 -
東友会相談員養成研修会 原爆症認定審査の実情を分析
運動で実現されてきた国家補償的施策であることや集団訴訟運動の成果、現在の審査の問題も解説。 -
原爆症認定制度改正めざす院内集会 被爆者と国会議員が一堂に
被爆者は機械的で冷酷な審査の根本的な改善を求め、議員は制度の改善、法改正に努力するなど回答。 -
【訃報】 東友会理事 山下久代さん
26年間、東友会常任理事・理事を歴任。24年間、墨田折鶴会会長。東友会組織部部長として尽力、国内外の証言活動でも活躍。 -
東友会実相普及学習会 被爆体験をどのように話すか
被爆当時の記憶がない若年被爆者も証言活動に参加できるようにと学習会を続けています。 -
集団訴訟第1次原告の中山勇榮さん 「原爆被害者の墓」へ納骨
「原爆被害者の墓」は、有志が身寄りのない被爆者と遺族のために建立したもの。 -
原爆症認定ケースbyケース(2011年1月16日から2月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者6人の審査結果です。
「東友」2011年3月号(317号)
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東日本大震災 東友会、高齢・独り暮らしの都内被爆者に安否確認
介護を受けている独り暮らしの被爆者や高齢者世帯を中心に、50世帯に安否確認の電話を入れました。 -
原爆症認定訴訟 東京第3次集団訴訟が結審
原告代理人が「8年間で26もの判決があったのに国側にはまったく反省がない」と具体例を示し弁論。 -
核兵器廃絶のための新しい国際署名 各界の著名人も賛同
東友会は、国際署名「核兵器全面禁止のアピール」の運動に積極的に参加することを決めました。 -
【訃報】 東友会副会長 藤平典さん
1966年から45年間、東友会常任理事・理事。1969年から、東友会事務局長、副会長、会長を歴任。 -
「核の傘」から出て非核平和の日本を 3・1ビキニデーに参加して
2011年の3・1ビキニデー全国集会に東友会を代表して参加した加藤和己さんのレポートです。 -
原爆症認定ケースbyケース(2011年2月16日から3月18日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者9人の審査結果と、異議申立1件の結果です。
「東友」2011年4月号(318号)
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東日本大震災 東北・関東各県の被爆者はいま
2011年4月現在連絡がつく範囲ですが各県の状況をお知らせします。 -
【緊急特集】福島第一原発事故 被爆者はどう考え、どう対応するか
広島・長崎で浴びた放射線被害と今度の放射線被害がどう違うかを、Iさんに調べてもらいました。 -
東日本大震災と福島第一原発の事故 日本被団協が談話
被爆者団体の見解として、談話の要旨を紹介します。(要約:編集部) -
原爆症認定ケースbyケース(2011年2月16日から3月18日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者2人の審査結果です。
「東友」2011年5月号(319号)
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2011年平和行進 夢の島から広島へ向け出発
スローガンは「歩こう核兵器のない世界へ」「大震災の被災者支援、自然エネルギーへの転換を」 -
東友会の相談事業 2010年度の相談は史上最高の18,730件
高齢化で手続きが困難になっているだけでなく、日常生活の不安などで日に何度も電話をしてくる事例も増加。 -
東京都が2010年度の被爆者データを発表
東京に住む被爆者手帳所持者数がは7003人、平均年齢は76.2歳に。 -
前号「福島原発事故」特集へのご質問・お問い合わせに対する回答
前号の緊急特集に寄せられた質問に、Iさんに答えていただきます。 -
厚労省被爆者医療分科会 原爆症認定審査の滞留解消を議論
原爆症認定審査の滞留問題で、書類の整っているものを優先的に審査、年度内に滞留をなくすというもの。
「東友」2011年6月号(320号)
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核兵器廃絶と戦争のない平和な世界を ピースアクション in TOKYO
東友会が東京都地域婦人連盟や東京都生活協同組合連合会平和活動担当者連絡会との共催で開催しているもの。 -
東友会総会 団結し、励まし合って被爆者運動を
原発の新設反対、既存の原発の見直し、電力・エネルギー政策の転換を求めていくことも確認。 -
社団法人東友会総会で新方針 「一般社団法人」に移行
移行する登記をおこなう予定であり、指導を東京都から受けていることも報告されました。 -
日本被団協中央行動 政府、政党、各国大使館へ要請
4政党、厚生労働省、外務省、ロシア、イギリス、フランス、インド、パキスタンの各国大使館に要請。 -
「核兵器全面禁止のアピール」署名 被爆者もとりくんでいます
作家の大江健三郎さんや歌手のクミコさん、ノーベル物理学賞受賞の益川敏英さんほか多数の著名人が賛同。 -
【特集】原爆症認定の実情と課題を見る 3年間の傾向
国の審査と被爆者の願いの矛盾を、具体的な事例をもとに紹介します。 -
厚労省の原爆症認定制度「検討会」 被爆の実態より「理論」優先
厚労省被爆者医療分科会の責任者・谷口英樹会長は、集団訴訟運動によって広げられた新基準を批判。 -
被爆二世の医療費制度の改善 東友会の運動が実る
東京都の被爆二世の医療費助成に必要な診断書と更新用の診断書が大幅に簡略化されました。 -
原爆症認定ケースbyケース(2011年5月18日から6月18日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者16人の審査結果です。
「東友」2011年7月号(321号)
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原爆症認定集団訴訟 東京第3次訴訟 認定の範囲広げる勝訴判決
16人のうち12人が勝訴。12人はすべて、国が「新しい審査の方針」でも認定しなかった人びと。 -
東京都福祉保健局との懇談 被爆者の要望に沿った前向きな回答
東友会からの要望は、被爆者の介護問題と高齢化に伴う制度の啓蒙、健康診断の充実など。 -
厚労省の原爆症認定制度「検討会」 被爆者の実情を重視せよ
日本被団協が推薦した齋藤紀医師と宮原哲朗弁護士が提言。厚労省から審査の現状などについて説明。 -
慰霊祭・追悼のつどいに向けて心のこもった「折り鶴」寄せられる
折り紙は2011年6月末、東友会が慰霊祭・追悼のつどいの案内に同封して送ったもの。 -
原爆症認定ケースbyケース(2011年6月19日から7月18日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者8人の審査結果です。
「東友」2011年8月号(322号)
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慰霊祭と追悼のつどい 寄せられた「折り鶴」を献呈
慰霊の木碑建立、慰霊碑(石碑)から2010年の慰霊祭までを紹介したスライドを上映。 -
アメリカの核実験に抗議 核兵器維持のため秘密裏に4回も
「Zマシン」による核実験への抗議につづき、大統領宛の抗議文を大使館に送りました。 -
被爆66年目の広島・長崎 東友会代表が猛暑のなか奮闘
代表団は平和式典に参列、両市の公園内で「東京の木」へ献水。両市に名簿を渡しました。 -
東日本大震災募金 ご支援・ご協力ありがとうございました
多くの方から、多額の募金をいただいたことに、東友会として深く感謝いたします。 -
厚労省が被爆者数を公表 22万人を割り込む
全国の被爆者数は21万9410人。被爆者数が100人未満の県が増えてきました。 -
上野の森に『広島・長崎の火』を灯し20年 非核・平和をうたうつどい
「火」を上野に灯し続ける運動に20年前から参加している東友会は、つどいの実行委員会にも参加。 -
原爆症認定ケースbyケース(2011年7月19日から8月18日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者16人の審査結果と、東京地裁の勝訴原告12人の事例。
「東友」2011年9月号(323号)
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2012年度予算ヒアリング 都議会各会派へ要望を伝え率直に懇談
東友会への被爆者健康指導委託事業費の復活、被爆者と被爆二世の健診の充実など要請。 -
原発事故で東京電力への抗議と要請 東友会と日本被団協
東京電力本社に出向いて抗議行動。社長宛の要請文を読み上げて手渡しました。 -
夏、実相普及のとりくみ各地で 原爆展や被爆証言など多彩
2011年の特徴に着目しながら、寄せられた報告を紹介します。 -
相談員養成合宿研修会 原発事故・相談活動・原爆症認定学ぶ
放射化学の著名な研究者、佐野博敏氏の「放射化学の基本と福島第一原発の話題」の講演など。 -
原爆症認定ケースbyケース(2011年8月19日から9月16日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者10人の審査結果です。
「東友」2011年10月号(324号)
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小宮山厚労大臣と被爆者が面談 大臣との定期協議が実現へ
被爆者の代表らが大臣と面会して要望したもの。 -
厚労省 原爆症認定制度「検討会」 被団協の田中事務局長が報告
原爆症認定集団訴訟の司法判断について、厚労省側の説明への反論を配布、内容を正確に紹介。 -
東友会医療講演会 若さの秘訣は足腰の健康から
児嶋徹医師は、生活習慣病、メタボリック症候群から関節症や骨粗鬆症などについて、ユーモアを交え講演。 -
東友会実相普及学習会 被爆体験を「語れない」悩み出し合い討論
これまで被爆証言をしたことがない人の"できない理由"や"悩み"を出し合いながら討論。 -
原爆症認定ケースbyケース(2011年9月17日から10月17日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者6人の審査結果です。
「東友」2011年11月号(325号)
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「伝えようヒロシマ・ナガサキ 東京原爆展」7000人以上の参観者
2011年の原爆展の特徴は、東京に住む被爆者の思いと願いを展示にあらわしたことです。 -
厚労省 原爆症認定制度「検討会」 厚労省側の「宿題」積み残しも
被爆者側委員が「司法と行政の判断の違いがなぜ生まれたかについて厚労省の考えが提示されていない」と詰問。 -
日本被団協55周年記念のつどいと代表者会議・中央行動
中央行動では衆参両院議員に被爆者援護法改正賛同署名への協力を要請。厚生労働省交渉も。 -
【訃報】 東友会前理事 永井淳一郎さん
原爆症認定集団訴訟の原告を支え、空襲被害者との連帯の重要性を説いていました。 -
浅草ウォーク 「いのちへの償い求めて」 集会では集団証言も
すべての戦争被害者に国家補償を求めて、東友会も参加する構成する実行委員会が開催。 -
「原爆被害者の墓」偲ぶつどい 一日も早い核兵器廃絶を誓い合う
「原爆被害者の墓」は、有志が、身寄りのない被爆者と遺族のための共同墓地を建立したもの。 -
原爆症認定ケースbyケース(2011年10月18日から11月18日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者5人の審査結果です。
「東友」2011年12月号(326号)
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日本被団協が全国統一行動 原爆被害に国の償いを
現行の被爆者援護法改正を求め、東友会は街頭行動や国会議員要請などにとりくみました。 -
原爆症認定集団訴訟 厚労大臣との定期協議ひらかれる
大臣は、認定制度見直しへ向け担当副大臣と政務官を置くことを約束。 -
東友会相談員養成研修会 内藤弁護士が原爆症認定制度を講演
内藤雅義弁護士が、原爆症認定の内容、訴訟の経過から、集団訴訟の争点について講演。 -
年末見舞金を贈るつどい 人間同士の連帯を深める運動へ
原水協や被団協・年末見舞い行動の歴史が報告され、「被爆者医療をつうじて原発事故を考える」の講演も。 -
岩波書店労組から募金
組合員からの募金とバザーでの売り上げから毎年届けられています。 -
原爆症認定ケースbyケース(2011年11月19日から12月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者3人の審査結果です。