2015年発行 「東友」
連載記事
「東友」2015年1月号(363号)
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ヒロシマ・ナガサキ被爆70年 核兵器も戦争もない世界を後世に
2015年の幕開け。東京の被爆者と支援者は、浅草寺に参拝する人びと、国内外からの観光客に訴えました。 -
被爆70年を迎えるにあたって
被爆70年の年頭にあたって、大岩孝平代表理事のメッセージです。 -
厚生労働大臣と被爆者の定期協議 要望に大臣は「ゼロ回答」
被爆者側は認定行政の改善を訴えましたが、大臣は官僚が準備したものを読み上げるだけ。要望をはねつけました。 -
東友会の被爆70年事業 過去・現在・未来を見すえた4つの企画
「NPT再検討会議代表団」「広島・長崎慰霊墓参団」「福島視察・交流ツアー」「東京原爆展」を企画しています。 -
顔を合わせた交流の大切さを実感 「被爆者年末お見舞い行動」の報告から
被爆者地区の会と地域原水協が協力して被爆者を訪問し、お見舞金を届けた様子を紹介します。 -
東友会多摩東北ブロックが昼食会 気軽に話し合える場と好評
高齢にもめげずがんばっていることが報告され、「こんなブロック会議を年に1、2回開きたいね」などと話し合い。 -
33回目の「けやきコンサート」 今回もあたたかい寄付金が
会場は満席。コンサートの売上金より寄贈される義援金が手渡されました。 -
【特集】 「ノーモア・ヒバクシャ訴訟」の現状と課題
原爆症認定制度をめぐる訴訟が大きな節目に。訴訟の意味、現在の状況、今後の課題を、中川重徳弁護士が解説。 -
ノーモア・ヒバクシャ東京訴訟原告の状況
東京地裁ですすめられているノーモア・ヒバクシャ訴訟の原告32人の状況を整理しました。 -
被爆70年――核兵器をめぐる国際情勢と被爆者運動
NPT再検討会議のこれまでの経過や被爆者に期待されていることなどをまとめました。 -
NPT要請代表団に被爆二世2人が参加 おりづるの子(東京被爆二世の会)
NPT再検討会議要請代表団に、2人が参加することに。この1年のおりづるの子の足取りを紹介。
「東友」2015年2月号(364号)
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東友会新春のつどい 被爆70年の運動に全力をつくそう
2015年の新春のつどいは被爆70年に核兵器廃絶と原爆被害に国の償い実現への決意を固め合う場として企画されました。 -
ノーモア・ヒバクシャ訴訟 大阪地裁判決 「新基準」以降4例目の勝訴
判決は、厚労省の「新しい審査の方針」でも内部被曝の影響を含め被爆線量を過小評価している疑いがある、と指摘。 -
東友会「地区なんでも相談会」 国分寺市と周辺7市を対象に
東友会相談員が、被爆者の諸手当や被爆二世の施策について丁寧に説明。質疑応答と個別相談にさまざまな要望が。 -
ノーモア・ヒバクシャ東京2次訴訟 原告3人が訴え
証言に立った3氏とも、非がんだということで認定が拒ばまれているもの。公正な裁判を求める署名3万2千人分を提出。 -
原爆症認定ケースbyケース(2015年1月17日から2月16日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出していた被爆者のうち2人が認定されましたので紹介します。
「東友」2015年3月号(365号)
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東友会被爆70年事業「世界へのことづて」を開始
「ことづて」運動は、東友会が東京の被爆者によびかける最後の語り残しになると思われます。 -
戦後70年・戦争被害のすべて解決を!大集会
「ふたたびこの国を火の海にさせないために」「戦争被害すべてに国の償いを」を合い言葉に集会。 -
首都圏のNPT要請代表団が学習会 核廃絶の流れ加速できる活動を
世界の核兵器廃絶に向けた運動の経過とNPT再検討会議の意義や被爆者の役割など解説。 -
NPT要請団 東友会の代表9人の紹介と抱負
NPT再検討会議で核兵器廃絶を訴えるために、東友会は9人の代表をニューヨークに派遣します。 -
3・1ビキニデーに参加して 被爆70年を核なき世界への転機に
ビキニデー集会などに参加した、出田卓(東友会理事・板橋)さんの報告です。 -
年末見舞い交流会 年一度でも喜ばれる訪問活動
今回も被爆者と原水協の人びとの励まし合いの深さを痛感させるものとなりました。 -
原爆症認定ケースbyケース(2015年2月17日から3月16日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出していた被爆者のうち12人が認定され2人が却下されました。
「東友」2015年4月号(366号)
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ノーモア・ヒバクシャ東京1次訴訟結審 被爆者援護法の精神で判決を
提訴から3年目でようやく結審。原告が被爆直後の様子を証言、弁護士が国の主張は破綻していると指摘。 -
「受忍」政策打ち破ろう ノーモア・ヒバクシャ訴訟の勝利めざす集会
弁護士は3年間で被爆の実態と原告主張の正しさが裏付けられ、全員勝利しかないと力強く報告。 -
ピースアクション in TOKYO 10年の歩みを力にNPT代表を送り出す
NPT再検討会議が開催される国連で展示するパネルをスライド上映、NPT再検討会議要請団に参加する代表を紹介。 -
東友会被爆70年事業 ただいま進行中 4月
NPT(核不拡散条約)再検討会議への要請団が出発。「世界へのことづて」への返信が続々集まっています。 -
お花見平和のつどい ヒロシマ・ナガサキ70年にこころを寄せて
メイン企画は、東友会の「被爆70年 ヒバクシャの今」と題する映像を交えた証言でした。 -
まだある「医療特別手当」の改善すべき点
平均年齢が80歳を超えた被爆者に3年ごとに診断書を要求する制度は、家族、自治体にも大きな負担と思われます。
「東友」2015年5月号(367号)
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NPT再検討会議要請団が訪米 被爆の実相語り核廃絶を訴え
東友会からは9人参加。NPT再検討会議の傍聴、国連原爆展や学校での証言、各国政府への要請、NGOとの共同行動など。 -
8月の広島に向け平和行進が出発 体験を胸に被爆者が先頭を行く
全国各地をリレーして広島を目指す国民平和大行進。銀座では被爆者が先頭に立ち、沿道の人びとにアピール。 -
東友会被爆70年事業 ただいま進行中 5月
NPT代表団が帰国しました。広島・長崎慰霊墓参団が行われました。 -
原爆症認定ケースbyケース(2015年4月17日から5月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出していた被爆者のうち3人が認定されましたので紹介します。
「東友」2015年6月号(368号)
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東友会の被爆70年事業すすむ 被爆者の記憶と願いを次世代に
被爆70年を迎え東友会は5つの事業を企画し取り組んでいます。 -
一般社団法人東友会総会 被爆70年の活動をみんなで成功させよう
1年間の主要な動きを整理した「基調報告」を確認、事業計画を決定。 -
東京都原爆被害者団体協議会総会 会費納入減への対応を議論
東京都原爆被害者団体協議会第59回総会は一般社団法人東友会総会に先立って開かれました。 -
日本被団協が総会と中央行動 核廃絶へ被爆者の決意固く
核兵器廃絶の潮流に被爆者が果たした役割を強調。「戦争をする国づくり」への危惧、憲法9条を守る決意が語られました。 -
ノーモア・ヒバクシャ訴訟 広島地裁で勝訴 白内障での認定に道開く
白内障だけを申請疾病とする原告に対する判決。厚労省の基準を大きく超えた条件の原告も勝訴しています。 -
ノーモア・ヒバクシャ訴訟解決へ 原爆症認定制度改善を各党へ要請
全国原告団と弁護団、日本被団協と東友会の代表は、6党に政府・厚生労働省への働きかけを要請。 -
「医療特別手当」の継続を実現 「要医療性」の条件広がる
東京都が医療特別手当の継続は難しいと一度は判断した被爆者が、手当を継続できることになりました。 -
各国政府に核廃絶を訴えたい NPT要請団 東友会代表の感想
会議傍聴、国連原爆展や学校などでの証言、各国政府への要請、NGOとの行動などに参加した感想を紹介。 -
東友会被爆70年事業 広島・長崎墓参団 70年間の思いを胸に
墓参団全行程にNHKが同行取材、「被爆70年 もう一度故郷へ 在京被爆者広島・長崎への旅」の題名で放映。 -
おりづるの子(東京被爆二世の会) 会員数100人超える
ニューヨークで開かれたNPT再検討会議に要請代表団を送り出すという大きな取り組みに挑戦。
「東友」2015年7月号(369号)
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ノーモア・ヒバクシャ訴訟院内集会 被爆70年の年にこそ全面解決を
日本被団協と訴訟原告団、弁護団が院内集会。弁護士が全国の動きを紹介、国会議員が原告と被爆者を激励。 -
東京都との懇談会 被爆者と二世の現状から都に要望
被爆者健診の内容や二世健診の充実、東京五輪開催に合わせた平和祈念館の設置など要望。 -
東友会原爆被爆者相談所 相談件数の推移と内容の特徴
被爆者数が減っても、東友会原爆被爆者相談所が対応する相談件数は年間1万7000件台が続いています。 -
東友会被爆70年事業 ただいま進行中 7月
東京原爆展の会場下見を行いました。「世界へのことづて」のデータ化を始めました。 -
原爆症認定ケースbyケース(2015年6月17日から7月18日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出していた被爆者のうち3人が認定され、1人が却下されました。
「東友」2015年8月号(370号)
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東友会「被爆二世調査」まとまる 健康不安61%、原爆許せない87%など
被爆二世を対象にした初の学術調査。施策改善に役立てる政策的調査であり、「核兵器なくせ」の運動にも役立てることが目的。 -
被爆70年の夏に思う――くり返させないために
東友会の山本英典業務執行理事の談話。NPT再検討会議、首相の70年談話、広島・長崎両市の宣言などに触れ決意表明。 -
被爆70年の広島・長崎 日本政府と両市の姿勢に明暗
東友会はさまざまな行事に参加。広島・長崎両市長が核兵器廃絶を求めた一方、首相は挨拶も被爆者の意見交換でも進展なし。 -
ノーモア・ヒバクシャ訴訟全国会議 完全勝利をめざす決意を固め合う
東京と近畿の裁判について報告、勝利と原爆症認定制度の抜本的改正を進めることで論議を深めました。 -
日本被団協が広島で被爆70年集会 被爆者の願い・思いを次代に
「核兵器のない世界のため―被爆者と市民のつどい」。被爆者のたたかいの報告をうけ、若者が願いを引き継ぐ決意表明。 -
原水爆禁止世界大会に参加して 核廃絶と平和を願う人びとに感動
「原水爆禁止2015年世界大会」に東友会代表として参加した、石飛公也さんのレポートです。 -
東友会被爆70年事業 ただいま進行中 8月
「東京原爆展」のタイトルが「被爆70年東京原爆展――つたえ広げようヒロシマ・ナガサキ――」に決まりました。 -
全国の被爆者数 すすむ減少と高齢化
2014年、全国の被爆者数が20万人を割り込みました。被爆70年の2015年は、18万3519人に。
「東友」2015年9月号(371号)
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都議会各会派がヒアリング がん検診の拡充、被爆二世施策の充実など要望
東友会は都議会3会派の東京都予算要望ヒアリングに参加。会派側から要請されて毎年実施しているもの。 -
ノーモア・ヒバクシャ訴訟の勝利と全面解決へ 団体へ要請行動
訴訟の勝利と全面解決を求めて、東京原告団、弁護団と東友会は、都内にある66団体に協力を要請。 -
在外被爆者の医療費全額支給 最高裁が判決
「被爆者はどこにいても被爆者」という原則が、医療費についても適用されることを明示したもの。 -
原爆症認定ケースbyケース(2015年7月18日から9月12日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出していた被爆者のうち11人が認定されましたので紹介します。 -
東友会被爆70年事業 ただいま進行中 9月
「世界へのことづて」記入用紙が多数届いています。被爆体験や核兵器廃絶への願いを真摯につづった文章です。
「東友」2015年10月号(372号)
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原爆犠牲者追悼のつどい 「被爆者の死と生」の映像に涙
参列者による献花、各界からの挨拶のあと、「被爆70年被爆者の死と生」と題して東友会の相談事例を映像と語りで紹介。 -
『生命もてここに証す』2015年版 3人の証言を収録
東京都原爆犠牲者追悼のつどい」にあわせ、『生命もてここに証す』が刊行されました。 -
東友会相談研修会 被爆二世実態調査や被爆者介護などテーマに
テーマは「被爆二世実態調査から見えるもの」「あらためて注目したい被爆者介護」、集団健診の経験交流でした。 -
国際反核デーの宣伝・署名行動 被爆者が体験を語る
国連の「核兵器廃絶国際デー」。街頭で被爆体験と核兵器の非人道性を語り、核廃絶と戦争法廃止の署名を呼びかけ。 -
ノーモア・ヒバクシャ東京2次訴訟 残留放射線の影響などを証言
厚労省が主張する被爆者の放射線被曝線量の推測が残留放射線の体内被曝を考慮していないことなどを的確に批判。 -
岩波書店労組から寄付 たゆまぬ支援に感謝
被爆者運動支援のバザーを開いたり、労組内で募金をよびかけている岩波書店労働組合から支援募金が届きました。 -
おりづるの子(東京被爆二世の会) 被爆二世実態調査報告など学ぶ
東友会の「被爆二世実態調査報告書」について学習。講師は同調査の集計・解析を取りまとめた八木良広さん。 -
原爆症認定ケースbyケース(2015年9月13日から10月17日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出していた被爆者のうち1人が認定されましたので紹介します。 -
東友会被爆70年事業 ただいま進行中 10月
原爆展について豊島区職員と意見交換。その後会場内を巡りながら細部にわたって段取りを検討。
「東友」2015年11月号(373号)
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ノーモア・ヒバクシャ東京1次訴訟全員勝訴 画期的判決
「放射性降下物や誘導放射線、残留放射線の影響も十分考慮しなければならない」とする判決。同日大阪では不当判決。 -
東友会医療講演会 一人ひとりが原爆被害と病気の「生き証人」
「原爆症認定訴訟からみた被爆者の現状」がテーマ。講師は認定訴訟勝訴の医学的基盤を担う聞間元医師。 -
東友会被爆70年事業福島連帯ツアー 現地の深刻さ他人事でない
小名浜の仮設住宅で被災者と交流。、被害の実態と裁判についての講演を聞き、被災地の視察を行いました。 -
広島・長崎はなんだったのか? 被爆70年集会 被団協などが共催
音楽劇や構成劇、被爆証言、合唱、リレートークなど。翌日に被団協全国代表者会議と厚労省交渉、政党要請。 -
原爆症認定ケースbyケース(2015年10月14日から11月18日)
東友会を通じて原爆症認定申請をしていた被爆者のうち8人が認定され、1人が却下されました。
「東友」2015年12月号(374号)
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被爆70年東京原爆展大きく成功 ヒロシマ・ナガサキの心を未来へ
会期中1000人を超える人びとが会場に足を運びました。 -
長崎被爆地域拡大協議会が要請行動
要請団が上京し厚労省に要請。長崎の被爆者手帳交付地域の改善を求める運動です。 -
34年間つづく募金 けやき平和コンサートの会から
コンサートの会には府中市民の合唱団のほとんどが参加。平和と核兵器廃絶への願いを歌い継いでいます。 -
欧州各国で被爆証言と交流 東友会から2人を派遣
国際平和ビューロー(IPB)の被爆70年記念事業に参加し、ヨーロッパで被爆証言した2人の報告を紹介します。 -
原爆症認定ケースbyケース(2015年11月19日から12月12日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出していた被爆者のうち、2人が認定され、1人が却下されました。