2016年発行 「東友」
連載記事
「東友」2016年1月号(375号)
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ゆるがぬ思い ふたたび被爆者をつくるな、核兵器なくせ、国の償いを
広島市平和公園に東友会がイチョウを植樹していたこと、故・雑賀忠義さんの書を寄贈したいとのお話が東友会に。 -
東友会被爆70年事業の報告と御礼 できる最大限を悔いなくやりとげて
2015年、東友会は被爆70年を期した5つの事業をすべてを成功させることができました。 -
2016年(被爆71年)を迎えるにあたって
2016年の年頭にあたって、大岩孝平代表理事のメッセージです。 -
浅草・雷門前で新春行動 「北朝鮮が核実験」の報に抗議も
「核兵器なくせ」「戦争法撤回」を求める署名行動。核実験の報に、署名の訴えは北朝鮮への抗議が加わりました。 -
【訃報】 前・町友会会長 深堀寛治さん
顔のケロイドをさらして、被爆体験を積極的に証言。肺がん治療中も学校などで証言を続けていました。 -
「年末見舞い金を贈るつどい」と訪問行動 年1回でも会って話す大切さ
憲法学者の小沢隆一さんが「被爆70年に改めて日本国憲法を考える」と題して記念講演。訪問行動の報告も掲載。 -
被爆70年東京原爆展の感想から
「被爆70年東京原爆展」には1000人以上が参観し、120人以上の人から感想が寄せられました。一部を紹介します。 -
東友会原爆被爆者相談所 被爆者の実情に応えられるよう全力
被爆者の人数は減っていますが、高齢化により東友会が受ける相談の件数は30年前の5倍に。 -
東友会は被爆者が運営しています できることを、無理せず、協力して
東友会の事業をすすめる各専門委員会を、それぞれの委員長が紹介。 -
ノーモア・ヒバクシャ訴訟 これまでの経過と今後の見通し
東京訴訟のここまでの経過をふまえた今後の動向を、東京弁護団長の内藤雅義弁護士にお聞きしました。 -
ノーモア・ヒバクシャ東京2次訴訟結審と院内集会
弁護士の意見陳述に続き原告が70年間続く苦しみを訴え。院内集会では参加した国会議員から激励の挨拶が。 -
集団健診の歴史と意義 大友会健診30年にみる被爆者の健康と医療
30年間続く大田区での集団健診。この健診と被爆者医療の重要性について向山新医師に寄稿をお願いしました。 -
おりづるの子(東京被爆二世の会) NPT要請活動報告集を発行
NPT要請代表団に被爆二世2人が参加、その活動報告集を発行・普及。1年のおりづるの子の活動を振り返ります。 -
原爆症認定ケースbyケース(2015年12月13日から2016年1月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出していた被爆者のうち13人が認定、1人が却下。認定のうち11人は訴訟原告。
「東友」2016年2月号(376号)
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被爆者・二世の健診拡充 被爆者は胃カメラ 二世は悪性腫瘍検査
被爆者の胃がん検診に胃カメラ検査が追加されることに。被爆二世の健康診断には多発性骨髄腫の検査が追加。 -
被爆者手帳の「被爆状況」 不正確な記載の方はご一報を
「直接被爆の証人がおらず入市でしか手帳が出なかった」などの方はお知らせください。 -
2016年東友会新春のつどい 被爆70年の成果を活かす一年に
スライド上映による東友会の1年間の活動紹介、政党代表の来賓挨拶、支援団体からの挨拶などがありました。 -
なんでも相談会 被爆者と二世が学ぶ 制度の活用と改善をともに
テーマは「知っておきたい被爆者と二世の制度」。東友会相談員がスライドを使って講演しました。 -
原爆症認定ケースbyケース(2016年1月16日から2月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出していた被爆者のうち4人が認定されましたので紹介します。
「東友」2016年3月号(377号)
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被爆二世「がん検診」条件拡大を 実情ふまえ都議会で質問
都議会厚生委員会で、被爆二世問題が取り上げられ、被爆者と被爆二世20人が傍聴。傍聴後に都の担当係と懇談も。 -
東友会なんでも相談会 11年ぶりに八王子で開催
被爆者の諸手当と東京都が独自に実施している被爆二世のがん検診、医療費助成制度についても詳しく説明。 -
被爆者年末見舞い交流会 訪問活動から見える原爆被害を受け止め
年末末お見舞い金を被爆者のもとへ届けた経験を交流。訪問活動と被爆者の姿が報告され、今後の進め方も議論。 -
核兵器のない世界へ新たな行動を 3・1ビキニデー集会に参加して
3・1ビキニデー集会に東友会を代表して参加した濱住治郎さんのレポートです。 -
民主党被爆者問題議員懇が原爆症認定問題で被爆者からヒアリング
日本被団協、東友会、ノーモア・ヒバクシャ訴訟原告団と弁護団が原爆症認定制度の抜本改正案について説明。 -
ノーモア・ヒバクシャ訴訟 大阪高裁が不当判決
心筋梗塞で原爆症認定を求めていた原告について、一審判決を覆して認定却下の不当判決を下しました。 -
原爆症認定ケースbyケース(2016年2月16日から3月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出していた被爆者のうち7人が認定され、1人が却下されました。
「東友」2016年4月号(378号)
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お花見平和のつどい 第五福竜丸エンジン移設から16年の交流に幕
「第五福竜丸から平和を発信する連絡会」として開催してきたもの。構成員の高齢化から、今回が最終のつどいに。 -
ノーモア・ヒバクシャ熊本訴訟 審査方針にない疾病・被爆条件で勝訴
3人勝訴、2人が敗訴。勝訴した3人の疾病は、厚労省が原爆症認定審査の方針で指定していないもの。 -
一刻も早い原爆症認定制度の改善を 衆院厚生委員会で質問
厚労大臣の回答は、審査方針の検討会は日本被団協の代表が合意に反対し続けた経緯を無視したもの。 -
地域の原爆展に参観者1万人 68人が被爆証言、聴衆は6000人
東友会の「被爆の実相普及委員会」が、被爆者の地区の会からの報告をもとにまとめ。 -
休会増える被爆者地区の会 総合的な支援の在り方を検討しています
被爆者の地区の会のなかには、高齢化により会としてのまとまりがとれなくなっているところが増えています。 -
原爆症認定ケースbyケース(2016年3月16日から4月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出していた被爆者のうち4人が認定され、1人が却下されました。
「東友」2016年5月号(379号)
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国民平和大行進が広島に向け出発 核兵器なくせ、原爆被害に償いを
江東区夢の島の第五福竜丸展示館前での出発集会で被爆者が挨拶。行進にも参加し、沿道の人々に呼びかけました。 -
ノーモア・ヒバクシャ熊本訴訟 厚労省が上告断念 福岡高裁判決確定
厚労省は「基準」を超えた原爆症認定を認めた司法判断に従いました。東京では厚労省前行動と国会議員要請。 -
ノーモア・ヒバクシャ東京訴訟 2次訴訟判決と1次訴訟控訴審の予定
第2次訴訟の判決は2016年6月29日。第1次訴訟は厚生労働省が控訴し、7月12日に東京高裁で第1回の弁論。 -
渋谷で日本被団協の核兵器廃絶署名訴え 若者や外国人もサイン
日本被団協が発表した「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」の最初の街頭行動です。 -
東京都の被爆者担当課職員交代 二世健診の拡充を要請
被爆者施策を担当している東京都福祉保健局のj課長・係長含む職員が交代。東友会の理事らが訪ね要請。 -
被爆者地区の会 総会、相談会つづく 役員の高齢化で活動に限界も
都内各地の被爆者地区の会で2016年の総会がつづいています。総会後に相談会を開く地区が多く、7区市で開催。
「東友」2016年6月号(380号)
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東友会が総会 高齢化を補える活動の土台づくりへ真剣な討議
原爆の被害を次世代に語り残すこと、「核兵器廃絶国際署名」運動の成功、相談事業の継続と強化など真剣に討議。 -
オバマ米大統領のヒロシマ訪問をめぐって
現職のアメリカ大統領の広島訪問は初。大統領の広島訪問とスピーチには、積極的な評価と消極的な評価とが。 -
ピースアクション&ピースパレード 核廃絶と平和への思いをつなぐ
コンサートや被爆者の人生の紹介、被爆証言の朗読などのあと、渋谷の街を「平和の種」を配りながら行進。 -
「熊本地震」義援金の御礼と報告
熊本地震で被災した被爆者への義援金は、5月末時点で252万8078円が寄せられました。ご支援に深く感謝いたします。 -
58年間の実績を持つ東友会の被爆者相談事業
東友会被爆者相談所は、近年は年1万6000から2万件の相談に対応しています。その仕事と相談員を紹介します。 -
「被爆者運動賛助費」を「新聞購読料」と「相談事業募金」に分割します
東友会は総会で、「被爆者運動賛助費」を「新聞購読料」と「相談事業募金」に分けてお願いすることを決めました。 -
おりづるの子(東京被爆二世の会) NPT要請団に代表派遣など
NPT要請代表団としてメンバーを派遣するという大きな取り組みを成功させ、いっそう幅広い活動を目指しています。 -
原爆症認定ケースbyケース(2016年4月16日から6月10日)
東友会を通じて原爆症認定申請した被爆者のうち1人が認定され、異議申立を提出していた1人が棄却されました。
「東友」2016年7月号(381号)
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ノーモア・ヒバクシャ東京2次訴訟 6人全員勝訴
東京第2次訴訟の原告6人全員に勝訴判決を言い渡しました。東京第1次訴訟の原告17人全員勝訴につづくもの。 -
ノーモア・ヒバクシャ東京2次訴訟 国・厚労省が1人を控訴
厚労省は「慢性心不全」で原爆症認定を求めている山本英典原告団長だけを控訴し、5人の原告の控訴を断念。 -
ノーモア・ヒバクシャ東京2次訴訟 判決の意義と今後のたたかい
ノーモア・ヒバクシャ東京訴訟弁護団長内藤雅義さんの、東京第2次訴訟の解説と控訴審への決意です。 -
日本被団協総会 「ヒバクシャ国際署名」などの推進をよびかけ
ヒバクシャ国際署名など3点で熱心な意見交換。中央行動では厚労省始め内閣府や各省庁と各政党へ要請。 -
ノーモア・ヒバクシャ東京1次訴訟控訴審 原告が被爆の苦しみを証言
11歳で被爆した原告が、爆心地付近で被爆した母が苦しみながら亡くなった様子とみずからの苦しみを切々と訴え。 -
原爆症認定ケースbyケース(2016年6月11日から7月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出していた被爆者のうち1人が認定されましたので紹介します。
「東友」2016年8月号(382号)
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71年目の広島・長崎 「くり返すな」の願い今も鮮烈
広島・長崎両市に原爆死没者への追悼と核兵器廃絶の実現を求めて代表を派遣。その足跡をたどります。 -
東京都と東友会が懇談 引き続き協力関係を確認
被爆者と被爆二世の胃カメラによる胃がん検診の早期開始等に加え、東京五輪開催時の平和資料館開設など要望。 -
葛飾区非核平和祈念のつどい 区民が折った千羽鶴を献げて
被爆者の会と共催してこのような催しをおこなっている区市町村は、都内で葛飾区だけです。 -
「ヒバクシャ国際署名」で世論喚起を 原水爆禁止世界大会に参加して
原水爆禁止2016年世界大会に東友会代表として参加した濱住治郎さんのレポートです。 -
テーマは「被爆者の生き方と生きがい」 充実した地区相談員交流会
東友会の顧問医でもある園田久子医師が、原爆被害とたたかう被爆者の「独特の強さ」についてなど講演。
「東友」2016年9月号(383号)
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東友会が都議会各会派へ要請 胃カメラでのがん検診実施一日も早く
来年度予算について懇談。要望は被爆者・二世の健診について4点と、東京五輪の期間に原爆展を開催してほしいこと。 -
北朝鮮の核兵器実験に抗議し、核兵器の廃棄を求めます
北朝鮮が「核弾頭の威力を判定する核爆発実験を断行した」と発表。東京都原爆被害者団体協議会が抗議声明。 -
「熊本地震」義援金の最終報告
熊本地震被災被爆者への支援募金は総額2,625,778円の支援が寄せられました。深くお礼を申し上げます。 -
【解説】被爆者の手当受給 10年間の推移
被爆者手帳所持者は10年前の70%に減少。一方、医療特別手当受給者の増加などは原爆症認定集団訴訟の成果。 -
全国の被爆者数 減少加速
2016年3月末現在の全国の被爆者数が公表されました。17万4080人となり、2014年度より9439人減少。 -
原爆症認定ケースbyケース(2016年8月10日から9月10日)
東友会を通じ原爆症認定申請した被爆者のうち8人が認定、1人が却下。厚労省が控訴を断念した訴訟原告5人も紹介。
「東友」2016年10月号(384号)
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原爆犠牲者追悼のつどい 戦争をしない日本を子孫に残すために
東京都が主催する「原爆犠牲者追悼のつどい」と、東友会主催の原爆犠牲者慰霊碑への献花式がおこなわれました。 -
東友会「地区なんでも相談会」 小規模な相談の場をきめ細かく
被爆者の会が休会になった地域などで「地区なんでも相談会」を開催。世田谷と大田での相談会の様子を紹介。 -
核兵器廃絶国際デー 渋谷駅頭で「ヒバクシャ国際署名」を訴え
「ヒバクシャ国際署名推進連絡会」の団体や東友会を含む首都圏の被爆者らがハチ公前で署名を呼びかけ。 -
ノーモア・ヒバクシャ東京1次訴訟控訴審 原爆被害の総合性を陳述
2015年10月に東京地裁が出した原告17人全員勝訴に対して、厚生労働省側が控訴した5人についての審理です。 -
ノーモア・ヒバクシャ愛知訴訟判決 原爆症認定審査基準超える認定も
原告2人が勝訴、2人が敗訴。心筋梗塞の原告は審査基準より被爆距離が300メートル遠くでしたが勝訴。 -
東友会が実相普及学習会 国立市の「被爆体験伝承者」研修に学ぶ
被爆体験を語り継いでいくための学習会。自治体や学校と共同した活動や、国立市の取り組みを学びました。 -
原爆症認定ケースbyケース(2016年9月11日から10月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出していた被爆者のうち5人が認定されましたので紹介します。
「東友」2016年11月号(385号)
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東友会医療講演会 骨粗鬆症の予防と注意点
講師の向山新医師は、写真や図を上映しながら講演。片足立ち運動など実演も。治療の方法についても紹介。 -
東友会「地区なんでも相談会」 被爆者、二世、家族が参加して
被爆者の会が休会になった地域などで「地区なんでも相談会」を開催。東村山と杉並での相談会の様子を紹介。 -
日本被団協結成60周年式典 ノーモア・ヒバクシャの願いこれからも
感謝状贈呈、功労者表彰、「日本被団協60年のあゆみ」スライド上映など。祝賀会では来賓の国会議員から祝辞も。 -
日本被団協が代表者会議と中央行動
核兵器廃絶に向けた国際情勢、原爆症認定制度の抜本的解決等議論。厚労省、核保有国大使館、国会議員へ要請。 -
立川で被爆者集団健診 受診者に寄り添いきめ細かな対応
職員やボランティアが一人ひとりに受診終了まで寄り添う対応。東友会相談員も相談コーナーを担当。 -
けやきコンサートの会 演奏会と募金贈呈
平和チャリテイコンサートには1500人参加。けやきコンサートの会から東友会と府中きすげの会などに募金が。 -
ノーモア・ヒバクシャ近畿訴訟が勝訴 国・厚労省は控訴せず判決確定
原告が2人とも勝訴。東京では東友会・日本被団協・全国弁護団の弁護士が厚労省に要請、記者会見。 -
「原爆被害者の墓」で偲ぶつどい
この墓は、「原爆被害者の墓保存会」が被爆60年を期して建立し、42人が合祀されています。 -
京成上野駅前で6・9行動 核兵器廃絶国際署名をよびかけ
英語の説明に耳を傾ける外国人、連れだって署名する人など、幅広い年齢層の人たちが呼びかけに応えていました。
「東友」2016年12月号(386号)
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被爆者に年末お見舞い金を贈るつどい ともに手をとり合う
「なぜ原爆訴訟を継続してきたか」の講演、被爆体験を描いた絵本の朗読など。東都生協組合員から編み物50枚が。 -
23カ月ぶりに厚労大臣との「定期協議」 被爆者の要求にはゼロ回答
2009年8月6日、首相と日本被団協が調印した「確認書」に基づく協議。年1回開催とされながら、実績は7年間で5回。 -
原爆症認定制度の抜本改善を 被団協などが政党・国会議員に要請
日本被団協と東友会などは、「裁判をしなくてもいい原爆症認定制度を」と基準の改定を求め政党へ要請。 -
ヒバクシャ国際署名を広げる「東京連絡会」結成
署名は6カ国9人の被爆者がよびかけたもの。2020年までに世界で数億を集めて国連に提出しようというもの。 -
ノーモア・ヒバクシャ東京1次訴訟控訴審 国側の意見書を徹底批判
尽くされた論議を蒸し返す意見書に、被爆者側弁護士は「裁判の遅延を謀る意図があるとしか考えられない」と批判。 -
東友会「地区なんでも相談会」 被爆者と二世の制度で講演と相談
被爆者の手当、東京の二世の制度について、スライドを使い概略を説明。個別相談では具体的な相談が。 -
12月の6・9署名行動 東友会から6人参加
京成上野駅前で署名行動。強い寒風のもと、「がんばれ」と声を掛けてくれる人、握手で激励してくれる外国人も。 -
原爆症認定ケースbyケース(2016年10月16日から12月10日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出していた被爆者のうち2人が認定されましたので紹介します。