被爆者相談所および法人事務所
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東友会「地区なんでも相談会」 小規模な相談の場をきめ細かく

 「被爆者と被爆二世の制度を一人でも多くの人に知ってほしい」と東友会は、被爆者の会が休会になったり、近年相談会を開いていない地域で土曜日、日曜日や休日に「地区なんでも相談会」を開いています。相談会のお知らせは、会場の近隣に住む被爆者と被爆二世全員に郵送しています。2016年内は、世田谷区、大田区、東村山市、杉並区、町田市のターミナル駅に近い会場で企画しています。

世田谷 制度の全体像を知る機会になった

 2016年9月17日、2016年度第1回の「なんでも相談会」は、世田谷区北沢タウンホールで開かれ、東友会の的早克眞相談員がスライドを使って被爆者と被爆二世の諸制度について説明しました。
 参加者は世田谷区内から20人、相談会に初めて参加した二世もみられました。
 会場では、被爆二世の申請の手続きの方法、がん検診の内容と受け方などについての質問がだされました。
 感想文には、このような相談会が開かれたことへの感謝がつづられ、「被爆者の両親は高齢、私も60代。介護や健診のことが気になります。まとまった説明がありがたかった」などと寄せられました。

スライドを映したスクリーンの脇で、立って説明する相談員と、席について机の上の資料も見ながら聞く参加者
スライドを使って説明(世田谷)

大田 親子連れが8組、介護やがん検診に関心

 2016年10月9日、大田区消費生活センターでの「なんでも相談会」には、大田区と品川区から41人が参加し、村田未知子主任相談員がスライドを使って説明しました。
 参加者は被爆者と被爆二世の「親子連れ」が8組。親子、舅と嫁という親子連れも。被爆者は原爆症認定、健康管理手当、介護手当、医療費の払い戻しなど、二世はがん検診と医療費助成、とくに具体的な病名を挙げて「該当しますか」という質問が多くだされました。
 被爆二世が「私が以前、このような相談会に出て東友会に相談して、高血圧症で東京都の医療費助成を受けた第1号です」と発言すると「都の制度は『病名』ではなく『循環器機能障害』など障害名です。この方のお陰でたくさんの二世が制度を使えるようになったんです。それをお手伝いして、また広げるのが私たちの仕事です」と相談員。このような掛け合いと大田・大友会から飲み物とお菓子の差し入れもあり、和気藹々とした会になりました。
 感想文には、相談会への感謝とともに、「今後もこのような企画の案内がほしい」「このような会が東京にあるのは心強い」という被爆二世や「これからも開いてほしい」という被爆者の声。9人から各種の「申請書を送ってください」との希望が追記されていました。

会場の壁に映写されるスライドを示して解説する相談員と、机でメモをとるなどしながら座って聞く参加者
予定人数を上回る会場いっぱいの参加者(大田)