被爆者相談所および法人事務所
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東友会が実相普及学習会 国立市の「被爆体験伝承者」研修に学ぶ

 東友会は2016年10月4日、被爆体験を語り継いでいくための実相普及学習会を開きました。都内9カ所の被爆者の会が、自治体や学校と共同して被爆の実相を継承している活動を報告。続いて、1年5カ月をかけて19人の被爆体験伝承者を育成した国立市の取り組みを学びました。これは、国立の被爆者の会会長が長年、市へ事業の実現を求め続け実現した取り組みです。この事業を担当した元市職員から、被爆体験伝承者の研修内容を具体的に説明してもらい、研修を終えた伝承者から被爆体験を聞きました。服装は手作りの木綿ブラウスにもんぺ、防災ずきん。伝承者自身が当時の様子を伝えていく工夫をしています。
 参加者は37人、三鷹市からは市の取り組みの参考にしたいと市議会3会派3人が参加しました。参加した被爆者からは、「各地域の活動を聞きとても参考になった」「国立の取り組みは全国で取り組むべき」「今後も交流をつづけたい」などの感想がよせられました。

木綿ブラウスにもんぺ、防災ずきんを身につけて語る「伝承者」と、席についてそれを聞く参加者
伝える工夫を独自に凝らして