2010年発行 「東友」
連載記事
「東友」2010年1月号(303号)
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「原爆症認定制度の改善は法改正で」厚労省が第1回「定期協議」で
多数の傍聴者、マスコミが見守るなか開催された厚生労働大臣との定期協議で表明。 -
東友会相談員養成研修会 広がった「原爆症認定」実例から学ぶ
厚生労働省が2009年6月に改定した「新しい審査の方針」の内容と、認定と却下の事例を紹介する講演。 -
被爆者に年末お見舞金を贈るつどい 被爆者一人ひとりを大切に
原水爆禁止運動の成果についての講演、原爆症認定集団訴訟の今後の展望についての報告が。 -
東京大空襲訴訟 東京地裁が「請求棄却」の判決
「戦争被害者のだれに、どのような救済を与えるかは、法律がないなかで裁判所が選別することはできない」との判決。 -
原爆症認定問題特集 「新しい審査の方針」以降の実情
総数として認定件数が広がった一方、東友会が対応した事例から、厚労省の審査の問題点も次第に明らかに。 -
被爆の実相普及にとりくむ地区の会(都内の被爆者の会)
各地区の被爆者の会も、原爆展や被爆体験の証言活動などにとりくんでいます。いくつかを紹介。 -
被爆65周年 被爆の実相普及に全力
東友会は被爆者の責務として、核兵器廃絶への世論を広げようと運動をひろげます。 -
機械的な線引きここでも 長崎の被爆地拡大
東友会も被爆地拡大の運動をともにすすめることを約束しました。 -
広島平和文化センター理事長来所 「Yes!キャンペーン」協力を要請
リーパー氏は「ヒロシマ・ナガサキ議定書に賛同する都市アピール署名」運動に協力してほしいと依頼。 -
原爆症認定ケースbyケース(2009年12月15日から2010年1月14日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者8人の審査結果です。
「東友」2010年2月号(304号)
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伝えようヒロシマ・ナガサキ 東京原爆展 ひとりでも多く事実を知って
「原爆と人間展」パネルや被爆の現物資料などのほか、核兵器廃絶をめぐる世界の流れも紹介。 -
NPT再検討会議へ 「核兵器ゼロはがき」よびかけ
「お花見平和のつどい」を共催する8団体が「都民の誰もが参加できる運動を」とよびかけ。 -
東友会「新春のつどい」盛大に 願いを前進させる被爆65周年に
半世紀を超えた被爆者運動の歴史を振り返る講演、政党代表や支援団体などからのあいさつなど。 -
【訃報】東友会理事 小出英樹さん
東友会常任理事・理事を歴任。にぎやかに活動する姿が周囲を励ましていました。 -
東京都福祉保健局と東友会の懇談会 手続きの簡素化など要請
原爆症認定申請についてや東友会への事業委託費の増額などについても要請。 -
東都生協から手作りの編み物100点 心も体も暖かくなる贈り物
手作りの見舞い品100点が被爆者に届き、希望する被爆者の地区の会に手渡されました。 -
原爆症認定ケースbyケース(2010年1月15日から2月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者5人の審査結果です。
「東友」2010年3月号(305号)
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東友会相談員養成研修会 被爆者の運動でつくった制度を活かそう
医療や介護で活用できる制度を解説、「勝ち取られてきた」ものであることを紹介。 -
原爆症認定集団訴訟 敗訴原告救済の「基金法」法人を設立
敗訴し認定も受けられない人を救済するため制定された「集団訴訟解決基金法」に基づく法人。 -
NPT再検討会議へ被爆者の声を 「核兵器ゼロはがき」協力ひろがる
「東友」2010年2月号に同封しよびかけた「核兵器ゼロはがき」が毎日、東友会に届いています。 -
地区活動交流会 被爆者運動の真髄を引き継ぐために
被爆者の地区の会の活性化が目的。今回のテーマは「地区の会で困っていることは何か」。 -
「差別なき戦後補償を!」 東京大空襲の日に院内集会
「空襲被害者を救済する法律の制定のためにがんばる」などの激励が。 -
原爆症認定集団訴訟 東京第1次訴訟 最高裁で棄却
最高裁の判断は、日本被団協の「被爆者のガンはすべて原爆症と認定せよ」との主張に対立。 -
実相普及証言活動学習会 被爆体験を語り継ぐために
胎内被爆者など被爆時の記憶がない人や一度も証言したことがない人と、経験が豊富な人とが熱心に議論。 -
核兵器のない世界めざし手をつなごう 3・1ビキニデーに参加して
3・1ビキニデーに、東友会代表として参加した、井上秀雄さんのレポートです。 -
清瀬の被爆者から折り鶴7000羽 ニューヨークへ
重度の障害に苦しむ被爆者が折った折り鶴が、NPT再検討会議に届けられることに。 -
原爆症認定ケースbyケース(2010年2月16日から3月16日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者11人の審査結果です。
「東友」2010年4月号(306号)
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原爆症認定集団訴訟 東京第2次訴訟が勝訴
国が一貫して拒否した病名を認定する判決。 -
東友会への委託費 請願が都議会で採択
2010年3月30日の都議会本会議で趣旨採択されました。 -
お花見平和のつどい 核廃絶への願いを花の下で交流
第五福竜丸展示館前の広場で、参加団体がパフォーマンスをくり広げました。 -
被爆国として「非核三原則の法制化」を
「核密約」問題がニュースとなるなかますます重要になるも、意見書採択には困難が。 -
東友会医療講演会 被爆者にとっての歯の話
講師は吉田万三歯科医師。「被爆者が知りたい歯と歯茎の話」のテーマで講演。 -
東友会に寄付金 故・仙谷源次さんの遺言で
胃ガンのために逝去された仙谷源次さん(練馬区選出東友会理事、長崎被爆)の遺言。 -
【読者の声から】 「区内に持ち込まれたプルトニウムの撤去を」
中目黒にある防衛省の研究所に、プルトニウム239が長年にわたって保管されていました。 -
原爆症認定ケースbyケース(2010年3月17日から4月16日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者19人の審査結果です。
「東友」2010年5月号(307号)
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NPT再検討会議 被爆者代表団がニューヨークで大活躍
会議に際し各国の草の根の運動が集合。日本被団協代表団は国連本部で原爆展を開催、証言活動も。 -
東友会地区活動交流会 「どうすれば集まってもらえるか」
地区の会の工夫や努力が報告され、「コツコツと家庭訪問を続けることが基本」など貴重な意見が。 -
被爆者にかんする実数が公表されました
東京都による被爆者の制度に関する統計。被爆者手帳所持者数は7,257人に。 -
2010ピースアクション NPT再検討会議に呼応して草の根から行動
「つないで つないで 東京から平和を」を合言葉に、2005年から続いています。 -
平和行進が東京を出発 再び被爆者を作らせない誓いを込めて
8月の広島へ向かう行進。出発集会では被爆者も核兵器廃絶への決意を述べました。 -
原爆症認定ケースbyケース(2010年4月17日から5月17日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者25人の審査結果です。
「東友」2010年6月号(308号)
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東友会総会 一日も早い核兵器廃絶と原爆被害への国の償いを
オバマ米大統領の「核なき世界」発言をきっかけに世界が核廃絶の方向に向かっていると報告。 -
【訃報】 東友会前会長・顧問 横川嘉範さん
被爆者援護法制定大運動の時期に東友会事務局長。その後副会長、会長を歴任。世田谷同友会でも会長。 -
西多摩3地区が合併総会 新名称は「多摩川会」
3つの会は高齢化がすすみ集会を開いても参加者が少なく、総会を開くこともできない状態になっていました。 -
日本被団協 法改定運動など提起 政党や支援団体に訪問・要請
被爆65周年集会を開くことも確認。中央行動では厚生労働省交渉も。 -
被爆者の思い NPT再検討会議に向けた「核兵器ゼロはがき」から
はがきに託された、被爆者と都民の核兵器廃絶への願いを紹介します。 -
NPT再検討会議の結果について 日本被団協事務局長が談話
「核兵器のない世界の実現に向けての新たな第一歩を歓迎する」との談話を発表。 -
原爆症認定ケースbyケース(2010年5月18日から6月17日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者7人の審査結果です。
「東友」2010年7月号(309号)
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東友会が東京都福祉保健局と懇談 委託費継続などで前向きの回答
東友会は被爆体験の保存と普及への都の協力を依頼。原爆症認定問題、各種手続の簡素化など要望。 -
原爆症認定集団訴訟 岡山地裁の不当判決に原告が控訴
「1審判決は絶対に納得できない。救済措置を拒否してでもたたかう」として、広島高裁に控訴。 -
被爆者援護法改正めざす学習会(第1回) 被爆者運動の真髄学ぶ
日本被団協のよびかけを受け、東友会は連続講座を開催。「原爆被害者の基本要求」 -
みんなの知恵と力でつくる機関紙に 「東友」編集委員会が体制強化
新しい編集委員会による編集がはじまりました。 -
原爆症認定集団訴訟 東京第3次訴訟 原告が被爆体験を陳述
弁護士は被告・国側の主張は審理をいたずらに長期化させ被爆者の早期救済を阻むものと批判。 -
原爆症認定ケースbyケース(2010年6月17日から7月17日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者7人の審査結果です。
「東友」2010年8月号(310号)
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東友会慰霊祭と追悼のつどい 被爆者が生きているうちに核兵器廃絶を
都知事、広島市長、長崎市長からメッセージ、都議会議長が弔辞。都議会を構成する全会派の代表も参列。 -
東都生協が平和のつどい 子どもたちの劇や被爆証言
生協組合員の子どもたちも出演する劇とトークの後、府中の被爆者・仲伏幸子さんが被爆証言。 -
被爆者援護法改正めざす学習会(第2回) 国家補償求めた運動
戦争を起こし遂行して原爆被害をもたらし、戦後も放置した国には、被爆者に国家補償をする責務が。 -
全国の被爆者数22万人台に 「医療特別手当」受給者は6,351人
2009年度から8,004人の減。東京都在住の被爆者は7,257人です。 -
広島・長崎の慰霊団と死没者調査 猛暑のなか諸行事に参加
東友会代表は平和式典に参列。両市の公園に植樹した「東京の木」への献水、両市へ死没者名簿照合依頼も。 -
差別なき戦後補償を! 「全国空襲被害者連絡協議会」結成
「全国空襲連」がめざすのは、国による調査と慰霊、謝罪と償いを求める「国家補償」の立法運動です。 -
原爆症認定ケースbyケース(2010年7月17日から8月19日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者3人の審査結果です。
「東友」2010年9月号(311号)
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都議会各会派ヒアリング 被爆体験の保存・普及など要望
都議会民主党、自民党、公明党、共産党からの案内を受けて毎年つづけているもの。 -
被爆二世の医療費助成 東友会、更新の簡略化など都議会に請願
被爆二世の医療費助成は東京都独自の制度。書類の簡略化、更新期間の延長・廃止の検討をという内容。 -
東友会合宿研修会 核兵器廃絶や被爆者制度など学び、交流
「NPT再検討会議の成果と被爆者の活躍」「被爆者の諸制度を広げた運動」など学習し、経験交流。 -
原爆症認定集団訴訟 東京第3次訴訟 原告が切々と証言
中山鈴子さんは生理の際の大量出血に苦しんだことなどを、頼金昭子さんは多重ガンの苦しみなどを証言。 -
【訃報】 東友会元事務局次長 西野稔さん
奇跡的に生き残った体験と核廃絶への思いを、企画番組に参加するなど積極的に証言していました。 -
被爆者援護法改正めざす学習会(第3回) 3回の講座で理念深める
現行法前文の「受忍」論を被爆の実態と被爆者の要求で書き換え国家補償の法へ、と講師。 -
原爆症認定ケースbyケース(2010年8月20日から9月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者2人の審査結果です。
「東友」2010年10月号(312号)
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都庁展望室で原爆展 国連原爆展のパネルを初公開
核不拡散条約(NPT)再検討会議が開かれた国連本部での原爆展パネルを展示。日本国内では初公開。 -
米国・オバマ政権下で初の臨界前核実験 暴挙に抗議
核廃絶の世界の流れに逆行する暴挙に、東友会と日本被団協はアメリカ大使館に抗議文を届けました。 -
原爆症認定集団訴訟 東京第3次訴訟 原告が被爆後の実情を証言
長崎被爆の小林サツキさん、広島被爆の畑谷由江さんと濱本和子さんが証言。 -
原爆症認定審査の処分動向公表 基準緩和も依然厳しい審査結果
ガン以外の「積極認定」対象の病名については、大幅に狭い枠をつくっている実態が。 -
願い込めた折り鶴2万羽 「浅草ウォーク」めざすプロジェクト
集まった被爆者、空襲被害者、青年の手で折り鶴がつなげられました。 -
原爆症認定ケースbyケース(2010年9月16日から10月18日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者2人の審査結果です。
「東友」2010年11月号(313号)
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第5回浅草ウォーク 「尊い命とそうでない命があるのか」
すべての戦争被害者に国家補償を求めて、毎年10月に浅草をパレードしている「浅草ウォーク」。 -
日本被団協が「平和サミット特別賞」受賞
授賞理由は「NPT再検討会議で核兵器廃絶に向けた最終文書が全会一致で採択されたのも日本被団協の活動によるところが大きい」など。 -
「積極認定」のガンも却下 「新しい審査の方針」の新たな矛盾点
5件の却下事例から、ガンなどの悪性腫瘍でも大きな矛盾と問題点が。 -
原爆症認定問題の抜本解決へ 小宮山洋子厚労副大臣と面談
原爆症認定問題についての厚生労働省側の誠意ある対応などを要請・懇談。 -
日本被団協が全国代表者会議と中央行動 戦争被害への国家補償を
NPT再検討会議の合意文書採択への日本被団協の貢献、市民の戦争被害への補償を制度化する意義を強調。 -
原爆症認定集団訴訟 東京第3次訴訟 「病気は原爆のせい」「戦争しないで」
車いす生活になった塩田喜久雄さん、「心臓はぼろぼろの状態」という栗原澄子さんが陳述。 -
「原爆被害者の墓」のつどい 原爆被害をくり返させない誓い胸に
この墓への埋葬を申し込んでいる被爆者、遺族、「原爆被害者の墓保存会」の人びとなどが参加。 -
岩波書店労組から募金 50年以上つづく厚志
東友会の運動と被爆者への見舞金として毎年届けられているもの。 -
原爆症認定ケースbyケース(2010年10月19日から11月16日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者19人の審査結果です。
「東友」2010年12月号(314号)
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東京原爆展に反響 「多くの人に見てもらいたい。今度はいつどこで?」
「国連原爆展」に使われたパネルを国内初展示。見学者は8000人を超え、感想文も多数。 -
東友会医療講演会 最近わかってきた原爆放射線の影響
原爆症集団訴訟で証言し勝訴を支えてきた聞間元医師が、「内部被曝」の人体への影響など解説。 -
【訃報】 東友会理事 児玉嘉之さん
1998年から東友会常任理事・理事を歴任。府中市の被爆者の会でも会長として相談会を毎年開くなど活躍。 -
原爆症認定審査 厚労省自らが決めた「積極認定」の範囲で却下
被爆状況も申請病名も条件に合い、認定申請は認められる事例です。 -
「原爆症認定制度の在り方に関する検討会」第1回会合
座長は厚労省主導で議事を進行。手を挙げて発言を求める被団協の田中事務局長を無視し続けました。 -
原爆症認定集団訴訟 東京第3次訴訟 原告が裁判官に毅然と要請
原告は自宅で被爆した体験から、ずる剥けの姿で避難する被災者の姿など証言。 -
原爆症認定ケースbyケース(2010年11月17日から12月13日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者2人の審査結果です。