西多摩3地区が合併総会 新名称は「多摩川会」
4市1町に住む被爆者の会に
2010年6月2日、昭島市健康福祉センターで、青梅広長会、昭島しあわせ会、玉川会が合併総会を開き、青梅市、昭島市、福生市、羽村市、瑞穂町の5つの自治体に住む被爆者の会として、「多摩川会」の名称で活動を始めることになりました。
3つの会はそれぞれ連絡できる被爆者が20人から40人程度になり、高齢化がすすみ集会を開いても参加者が少なく、総会を開くこともできない状態になっていました。このため近年は、役員が会員を訪問したり電話をして連絡し、相談事業をすすめてきましたが、それぞれの会の代表から「合併したい」という要望が東友会に届き、今回の合併総会を開くことになりました。
合併総会には、3つの会の会長や代表、役員と会員14人が出席し、103人の被爆者のうち、委任も含めて合併賛成が60人。反対者はいなかったため、合併することが確認されました。つづいて「会則」を決め、新会長に薗田東太郎さん(前玉川会―福生市・羽村市・瑞穂町―代表)、副会長に小田中幸子さん(前青梅広長会会長)と田代啓子さん(前昭島しあわせ会会長)、事務局長・会計に長橋博也さん(前青梅広長会事務局長、東友会ブロック代表)などを選出しました。