2009年発行 「東友」
「東友」2009年1月号(291号)
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新春鼎談 支え合い、団結して、みんなで被爆者運動を前進させる年に
半世紀という大きな区切りを踏まえ、東友会の活動を展望して、三役に語り合っていただきました。 -
東友会結成50周年おめでとう 西山すすむさんから色紙
東京都委託刊行物『常緑樹』の挿絵などで毎年東友会に協力してくださる漫画家の西山すすむさんから。 -
原爆症認定集団訴訟 東京第1次訴訟控訴審が結審
国側代理人は、すでに論破された証人の発言などをあげて従来のの主張をくり返し。 -
原爆症認定集団訴訟一括解決・認定制度の改正求め街頭宣伝
原爆症認定制度の抜本改正と、集団訴訟の解決を求める街頭宣伝行動。東京では有楽町マリオン前で。 -
訃報 豊田嘉幸さん、山口幸七さん
豊田嘉幸さんは東友会常任理事、理事を歴任、山口幸七さんは原爆症認定集団訴訟に参加。 -
ますます頼られる被爆者相談活動に 東友会相談員が語り合う実情と思い
日々の相談活動から見えてくる被爆者の実情や相談員としての思いを相談員が話し合いました。 -
東友会相談員養成研修会 原爆症認定集団訴訟の成果を生かして
厚生労働省の「新しい審査の方針」を使った審査内容と原爆症認定、医療特別手当の申請について講演。 -
年末見舞金を贈るつどい 核兵器のない世界めざし力合わせよう
「被爆者運動と原爆裁判」の講演、NPT再検討会議をめざす運動の紹介、国際署名への協力訴えも。 -
原爆症認定ケースbyケース(2008年12月16日から2009年1月15日)
東友会を通じて原爆症の認定申請を出した被爆者の1件の審査結果です。
「東友」2009年2月号(292号)
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東友会結成50周年記念 東京原爆展 参観者は5000人以上
会場は東京都庁舎展望室。東京都、広島市、長崎市と東京新聞の後援を受けて開催。 -
マレーシアで原爆展 東友会代表も証言
学生・市民らが、パネル写真や被爆者が描いた絵などの展示物を食い入るように見学。 -
原爆症認定集団訴訟 東京第2次訴訟 国は些細な点で被害を否定
この日の証言は、病名の記載や記憶がないなどの理由で認定されていない人など。 -
原爆症認定集団訴訟解決へ 渋谷で街頭宣伝行動
原爆症認定制度の抜本改正と集団訴訟の一括解決を求める全国いっせい行動。東京では渋谷ハチ公前で。 -
東京都と東友会の懇談会 ガン検診と二世施策の充実など要求
都庁展望室で開催する原爆展に都知事や局長が入場するようはたらきかけてほしいと要請も。 -
東友会新春のつどい 使命として被爆の実相普及を
各会派の国会議員や都議会議員からのあいさつも。 -
原爆症認定ケースbyケース(2009年1月16日から2月15日)
東友会を通じて原爆症の認定申請を出した被爆者の3件の審査結果です。
「東友」2009年3月号(293号)
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原爆症認定集団訴訟 画期的判決つづく 際立つ審査の問題点
千葉第1次訴訟でC型肝硬変と心筋梗塞を認定、広島訴訟では初めて国家賠償を認める判決。 -
「戦争被害は国が償う」を原則に 東京大空襲訴訟2周年
「東京大空襲訴訟2周年 人間回復をめざす大集会」が開かれました。「資料展」も開かれ大盛会に。 -
原爆症認定集団訴訟 千葉・広島判決を受け連日行動
連日の「上告・控訴するな行動」と並行して、国会議員への面談要請が広がっています。 -
原爆症認定集団訴訟 東京第2次訴訟 原爆の実情を証言
3人の原告が、「助けて」と母親から頼まれた乳児を救えなかった思いなど、それぞれに証言。 -
原爆症認定審査の遅れに国は責任とれ 「不作為の異議申立」はじまる
全国11都府県の被爆者が、「一刻も早く原爆症認定審査を」と異議申立を提出。 -
訃報 池内正躬さん、杉田ハツヨさん
池内正躬さんは東友会常任理事、理事を歴任。杉田ハツヨさんは東友会常任理事や事務局次長を歴任。 -
東友会医療講演会 呼吸器の病気について
講師は、被爆者健康診断に熱心に取り組んでいる立川相互病院副院長の山田秀樹医師。 -
原爆症認定制度の抜本改正を 渋谷で街頭宣伝・署名行動
小雨が降る中、原爆被害の実態と核兵器廃絶への思いを訴え。多くの人たちが足を止め耳を傾けました。 -
2010年のNPT会議に核兵器廃絶の声を 3・1ビキニデーに参加して
被災55周年3・1ビキニデーに東友会代表として参加した、長橋博也さんのレポートです。 -
原爆症認定ケースbyケース(2009年2月16日から3月15日)
東友会を通じて原爆症の認定申請を出した被爆者の2件の審査結果です。
「東友」2009年4月号(294号)
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原爆症認定集団訴訟 「5月決着」へ熱い行動
厚生労働省の非人道的な姿勢に決着をつけようと東友会は、大阪と東京の高裁判決への行動参加を訴え。 -
原爆症認定審査「新方針」の1年 「積極認定」活かされず
特徴的なのは、「積極認定」の範囲でありながら、白内障と心筋梗塞の認定件数が圧倒的に少ないこと。 -
原爆症認定集団訴訟 東京高裁判決に向け団体訪問・要請
「全面解決を求める」署名、「Q&Aパンフ」普及、「にんげんをかえせ!大行動」参加を呼びかけ。 -
お花見平和のつどい 岡本太郎「明日の神話」の講演も
第五福竜丸のエンジン設置を祝って植樹した桜の前でトーク、合唱などののち、展示館内で報告も。 -
原爆症認定集団訴訟 街頭行動で「全面解決署名」集まる
東友会と東京おりづるネット、全国支援ネットが渋谷・ハチ公前で宣伝行動を行いました。 -
原爆症認定ケースbyケース(2009年3月16日から4月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者13人の審査結果です。
「東友」2009年5月号(295号)
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原爆症認定集団訴訟 近畿第2次訴訟 大阪高裁判決
心筋梗塞、体内異物残留など4人を認定、「急性症状ない」と肝機能障害の1人を棄却 -
原爆症認定集団訴訟 「にんげんをかえせ!」大行動はじまる
大阪高裁判決を契機に、原爆症認定集団訴訟の全面解決と原告全員の救済を求める大行動が始まりました。 -
原爆症認定集団訴訟の全面解決へ山場 精力的にとりくみ
東友会は与党プロジェクトチーム、与党両院厚生労働委員を中心に面談をもとめる運動をはじめました。 -
原爆症認定集団訴訟の全面解決署名をよびかけ行動
東京高裁判決に向け、公正判決と認定制度の抜本改正の願いを広く知らせるために続けている行動。 -
原爆症認定集団訴訟 東京第2次訴訟 3氏が被爆体験を証言
担当裁判官3人が全員交代になるという異常な事態にも、原告も弁護団も堂々と証言・尋問。 -
訃報 元東友会常任理事 篠原平太郎さん
町田・町友会の会長も歴任。被爆者援護法制定運動では、座り込み行動の責任者を担当しました。 -
ピースアクション in TOKYO 「核兵器は廃絶できる」の講演も
広島平和文化センターの本多正登常務理事が講演。 -
核兵器なくせの声を津々浦々に 平和行進はじまる
広島に向け「原水爆禁止国民平和大行進」が第五福竜丸展示館前を出発。東友会は旗を行かかげて参加。 -
原爆症認定ケースbyケース(2009年4月18日から5月15日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者2人の審査結果です。
「東友」2009年6月号(296号)
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原爆症認定集団訴訟 東京高裁で勝利判決 いまこそ全面解決を
原爆症認定東京第1次訴訟の原告30人のうち、まだ原爆症と認定されていない11人のうち10人が勝訴。 -
原爆症認定集団訴訟 「にんげんをかえせ!」大行動
約1カ月間つづいた大行動。厚労省前での連日の座り込み、集会、議員要請など。 -
原爆症認定集団訴訟 東京第2次訴訟 原告が悔恨の証言
原爆被害の実態のスライド上映につづいて原告が意見陳述。 -
東友会総会 北朝鮮核実験に抗議する特別決議も
核兵器廃絶の好機をいかす活動、原爆症認定裁判の全面解決など方針を決めました。 -
東京の被爆者の現状 1年で334人減 諸手当受給者も減少
2009年3月6日現在の被爆者に関する実数等を掲載します。 -
核兵器のない世界へ、いま何が大切か 内藤雅義弁護士に聞く
国際情勢に大きな変化。被爆者運動への理解が深く核兵器問題に詳しい内藤雅義弁護士にうかがいます。 -
原爆症認定ケースbyケース(2009年5月16日から6月13日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者11人の審査結果です。
「東友」2009年7月号(297号)
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原爆症認定問題の「政治決着」大揺れ
訴訟解決も認定基準の改定も被爆者の願いを生かす方向にはすすんでいません。 -
「未来への伝言」広島平和祈念館へ寄贈
東友会が1994年によびかけ、「あの時の光景や出来事」「訴えたいこと」などを記載してもらったもの。 -
初のブロック主催相談会 今後の地区活動にはずみ
東友会は2006年度からブロックの活動を強化してきましたが、ブロック単位で相談会を開いたのは初めて。 -
原爆症認定集団訴訟 東京第2次訴訟 原爆放射線の影響を克明に解説
聞間元医師は長時間の尋問に対応。原告の申請病名と放射線被曝の関係を示しました。 -
原爆症認定制度の変遷――何が前進し何が変わっていないのか
集団訴訟運動をすすめてきた理由、認定のありかたの変化を概括し、求める解決についてまとめます。 -
原爆症認定ケースbyケース(2009年6月14日から7月17日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者10人の審査結果です。
「東友」2009年8月号(298号)
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東友会 慰霊祭と追悼のつどい 核兵器廃絶の実現を誓い合う
品川区の東海寺の原爆犠牲者慰霊碑の前で、執りおこなわれました。 -
原爆症認定集団訴訟の終結についての「確認書」に調印
訴訟の一括解決と原告全員の救済、裁判長期化への陳謝、核兵器廃絶についての政府見解を盛り込んだ文書。 -
原爆症認定集団訴訟の終結にあたっての特集
日本被団協代表と総理大臣が交わした「確認書」、官房長官談話、被団協・原告団・弁護団の声明を掲載。 -
東友会相談事業部会 成果や悩みも率直に経験交流
工夫した報告がある一方「高齢でなかなか動けない」「体調が悪くなり訪問できなくなった」の声も。 -
2008年度全国被爆者数24万人切る 厚労省が発表
2007年度から8123人減って23万5569人。うち東京都在住の被爆者は7476人。 -
東友会代表 被爆64年目の広島・長崎で役割果たす
東友会は広島・長崎に代表を派遣。8月6日と9日の式典に参列し、両市に死没者名簿の照合を依頼。 -
東都生協が平和のつどい 「被爆者のこころ」を受け継ぎます
「火垂るの墓」の上映と東友会の活動報告、被爆証言、被爆者への編み物贈呈が行われました。 -
原爆症認定ケースbyケース(2009年7月17日から8月17日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者5人の審査結果です。
「東友」2009年9月号(299号)
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被爆者と二世の施策充実を 東友会が都議会各派へ予算要望
都議会4会派によるヒアリングで要望。各会派からの案内を受けて毎年つづけているもの。 -
原爆症認定 手術後9年の甲状腺ガンが認定
これまでは「要医療性がない」として却下されてきた事例です。 -
東友会相談員養成合宿研修会 具体的な世話活動を学び合う
原爆症認定の現状や手続き、核兵器廃絶をめぐる動きなど学び、経験交流。 -
原爆症認定集団訴訟 東京原告団会議 「確認書」に則った対応話し合う
本被団協と政府・自民党が取り交わした原爆症認定集団訴訟の終結に関する「確認書」について報告。 -
東友会の事業活動をもっと広めよう 事業部会で活発に検討
事業活動の報告・交流をおこない、今後の事業活動の進め方を話し合いました。 -
オバマ発言実現へ草の根の運動を アメリカ遊説に参加して
被爆者アメリカ遊説団に東友会から派遣されて参加した長久勝之さんのレポートです。 -
原爆症認定ケースbyケース(2009年8月18日から9月12日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者5人の審査結果です。
「東友」2009年10月号(300号)
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300号記念特集1 被爆者の声、東友会の運動を伝え続けて50年
発刊から現在に至るまでの歴史を紹介。 -
300号記念特集2 「東友」はどのように作られているのか
企画から作成、印刷、発送の流れを、スタッフやボランティアの奮闘ぶりを紹介。 -
300号記念特集3 これからも待ち望まれる「東友」に
大きく動く国内や世界の情勢に応える運動をすすめるための「東友」の役割について。 -
東友会医療講演会 「高齢になっても被爆者が元気で生活するために」
講師は、被爆者医療を積極的にすすめている東京民医連の理事長としても活躍された大場俊英医師。 -
都庁で原爆展を再び 東友会実相普及委員会で交渉・準備中
パネル展示、現物資料などを検討、被爆者が直接体験を話すなど工夫する予定です。 -
原爆症認定集団訴訟 東京第2次訴訟 総理との「確認書」示し弁論
弁護士が、麻生太郎前総理・自民党総裁と日本被団協が署名した「確認書」の実物を示して意見陳述。 -
東京おりづるネット総会 原爆症認定集団訴訟勝利へ方針
被団協代表と総理大臣の間で認定訴訟終結に関する「確認書」が交わされた大きな節目での開催。 -
浅草ウォーク プレ企画 戦争被害の「受忍」政策を改めさせよう
「和・ピースリング」が、東京空襲遺族会、東友会の協力をえてシンポジウムを開催。 -
「非核3原則の法制化を求める署名」にご協力を
被爆国・日本が「核の傘」=核兵器依存から抜け出ることをめざすもの。 -
NTP再検討会議に被爆者の声を 「被爆者からのメッセージ」を配布
NPT(核不拡散条約)再検討会議の成功をめざして日本被団協が提起したとりくみです。 -
ありがとうございます 岩波書店労組から募金
岩波書店労組と同労組のバザーの売上から23万円余の募金が東友会に届けられました。 -
原爆症認定ケースbyケース(2009年9月13日から10月13日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者1人の審査結果です。
「東友」2009年11月号(301号)
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原爆症認定集団訴訟 原告全員救済の議員立法成立へ
「原爆症認定集団訴訟の終結に関する基本方針に係る確認書」に明記されていたもの。 -
非核三原則法制化へ 東友会役員会・理事会が運動を提起
被爆者の会が意見書採択の請願・陳情を議会に提出し、とりくみが始まっています。 -
日本被団協が全国代表者会議と政府・国会行動
全国の被爆者が非核三原則の法制化と集団訴訟の最終解決について要請。 -
原爆症認定 「慢性肝炎」での申請が認定
この被爆者は2006年5月の集団申請に参加した後3年以上も待たされていました。 -
浅草ウォーク 被爆者、東京大空襲被害者などが連帯
秋の観光祭で賑わう浅草の町で、すべての戦争被害者に国家補償を求めて行進。 -
「原爆被害者の墓」で偲ぶつどい 被爆者や家族への思い語り合う
「原爆被害者の墓保存会」が被爆者の共同墓地として被爆60周年の2005年に建立したもの。 -
原爆症認定ケースbyケース(2009年10月14日から11月13日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者8人の審査結果です。
「東友」2009年12月号(302号)
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原爆症認定集団訴訟 東京第2次訴訟が結審
小西悟さんが「原爆被害を小さく見せようとする姿勢を断じて許すことができない」と陳述。 -
原爆症集団訴訟 「基金法」成立 敗訴原告の救済措置が一歩前進
政府はこの事業に3億円を補助するなどの内容を含んでいます。 -
東友会が原爆症認定の現状を告発 相次ぐ却下処分に怒りの声
記者会見で、「積極認定」の被爆状況にあり「指定病名」での原爆症認定申請が却下されたことを説明。 -
東友会、都議会に請願 相談件数増加にみあう予算増を
東友会は東京都議会に全会派の議員の紹介をつけて請願を提出。 -
非核三原則法制化の意見書を求める請願運動すすむ
2009年12月22日までに中野区議会、八王子・三鷹・稲城市議会が「意見書」を採択。 -
東友会地区活動交流会 会の実情話し合う
参加者の発言を重視するため講師をたてず、各地区の報告を整理しながらすすめられました。 -
原爆症認定ケースbyケース(2009年11月14日から12月14日)
東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者5人の審査結果です。