マレーシアで原爆展 東友会代表も証言
2009年1月11日から20日まで、マレーシアで原爆展が開催されました(主催:日本原水協、後援:マレーシア政府、協賛:日本被団協)。日本からの参加者は、被爆者6人を含め平和団体の代表など25人。原爆展は、マレーシア国際イスラム大学とクアラルンプール中央マーケットの2カ所でそれぞれ2日間、計4日間おこなわれました。
会場には学生・市民らが次つぎに集まり、パネル写真や被爆者が描いた絵などの展示物を食い入るように時間をかけて見学。そのあと「こんなにひどいことがあったとは」「被爆の影響はまだあるのですか」などと真剣な眼差しでたずね、会場で呼びかけられていた核兵器廃絶署名には、当然といった顔で署名していました。
原爆展と合わせて、同国の3つの大学で公開セミナーが開かれ、被爆者が被爆の実相を話して「ともに核兵器をなくす行動を」と訴えました。(山田玲子)