原爆症認定ケースbyケース
「原爆症認定基準の見直し」の検討が始まった2007年7月以後20カ月ぶりの却下通知が届きました。この内容を含めて東友会を通じた申請で回答の届いた事例を紹介します。(2009年2月16日から3月15日)
東友会が対応した申請では2008年4月以降、112件が認定され、却下は1件になりました。
「新しい審査の方針」では、すべてのガンと白血病、放射線白内障と放射線起因性が認められる心筋梗塞は、約3.5キロ以内で被爆した人などを「積極認定」するとしていますが、この範囲にあって1年以上放置されている申請者は、白内障と心筋梗塞を中心に22人にのぼります。
認定
申請病名 | 性別 | 被爆時年齢 | 被爆状況 | 申請年月ほか |
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前立腺ガン | 男性 | 19歳 | 広島2キロ直爆 | 2008年6月申請。 |
却下
申請病名 | 性別 | 被爆時年齢 | 被爆状況 | 申請年月ほか |
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膀胱ガン | 女性 | 0歳 | 長崎8月20日入市 | 2006年11月申請。 |