原爆症認定ケースbyケース

　「東友」6月号で紹介した以降、東友会を通じて原爆症認定申請を提出した被爆者のうち10人が認定されされました（2009年6月14日から7月17日）ので紹介します。
　今回認定された11人のうち10人は、原爆症認定・東京集団訴訟第1次原告の方がたですが、そのうち3人は、東京地裁での裁判の間に死去され、「認定書」が遺族に届けられました。

提訴後認定

申請病名	性別	被爆時年齢	被爆状況	申請年月ほか
肝硬変（C型）	男性	14歳	広島1.1キロ直爆	2001年3月申請、2005年12月死去。
前立腺ガン	男性	17歳	広島2キロ直爆	2001年4月申請。
胃重複ガン	男性	16歳	長崎3.2キロ直爆	2002年4月申請、同時に申請した直腸ガンは2008年4月に認定。
前立腺ガン	男性	26歳	広島8月7日入市	2002年5月申請。
大腸ガン	女性	4歳	広島8月11日入市	2002年7月申請、2007年2月死去。
頚部有痛性瘢痕	女性	14歳	長崎1キロ直爆	2002年7月申請。
甲状腺機能低下症	女性	7歳	長崎3.8キロ直爆、8月10日入市	2002年8月申請。
食道ガン・下咽頭ガン	男性	25歳	広島4キロ直爆	2002年9月申請。
肝細胞ガン（B型）	女性	14歳	広島5キロ直爆	2002年12月申請、2005年6月死去。
甲状腺機能亢進症治療後低下症	女性	22歳	長崎2.2キロ直爆	2003年3月申請。

認定

申請病名	性別	被爆時年齢	被爆状況	申請年月ほか
肝臓ガン	女性	14歳	長崎1キロ直爆	2008年9月申請。