被爆者相談所および法人事務所
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日本被団協が「平和サミット特別賞」受賞

被爆の実相を世界に伝え核兵器廃絶に向け献身
「ノーベル平和賞受賞者世界サミット」で

 2010年11月14日、日本被団協が「平和サミット特別賞」を受賞しました。広島で開かれていた「ノーベル平和賞受賞者世界サミット」が贈ったもの。授賞理由は「各国の核実験に抗議し、被爆の実相を世界に伝えるために代表団を各国に派遣し、原爆展や国際会議を開催するなどの活動を積極的に行っている。NPT再検討会議で核兵器廃絶に向けた最終文書が全会一致で採択されたのも日本被団協の活動によるところが大きい」。
 賞は平和の手を象徴化した木製のモニュメント。授賞式には日本被団協の坪井直、谷口稜暉両代表委員、田中煕巳事務局長が参加しました。平和サミット賞の授賞者は、サッカー元イタリア代表のロベルト・バッジョ氏。

カメラに笑顔を向ける、被団協の坪井直、谷口稜暉両代表委員、サッカー元イタリア代表のロベルト・バッジョ氏。背景に広島平和公園のモニュメントが写っている。バッジョ氏は谷口代表委員の右肩に右手を載せている。谷口代表委員が、両手で体の前にトロフィーを抱えている。トロフィーは、木製の台に長さの異なる4本の金属製の細い棒がたてられ、棒の先端には人の手と同じくらいの大きさの木製の手がついている。肌の色の違いを象徴しているのか、4つの木製の手は色が異なる。
授賞式で。左から被団協の坪井、谷口両代表委員、バッジョ氏。