【読者の声から】 「区内に持ち込まれたプルトニウムの撤去を」
2009年、中目黒にある防衛省の研究所に、プルトニウム239が長年にわたって保管されていたことが明らかになりました。プルトニウムは長崎原爆の原料で、それ自体強い毒性を持つ危険な物質です。防衛省は万全の措置を講じているとしていますが、危険な核物質が住民に知らされないまま持ち込まれて保持されてきたことは、見過ごすことができません。人口密集地で、万一事故でも起こればどうなることでしょう。
目黒区議会は、非核平和都市宣言をおこなった自治体として、撤去を求める意見書を全会一致で採択しました。これは、目黒区だけの問題ではありません。私たち被爆者も国の対応を強く求めています。(目黒・S.K.)
「東友」紙面の紙幅の制約上、投書の内容を編集部で要約しました。