核兵器廃絶国際デー 渋谷駅頭で「ヒバクシャ国際署名」を訴え
国際連合が定めた核兵器廃絶のための国際行動デーにあたる2016年9月26日、渋谷のハチ公前で「ヒバクシャ国際署名推進連絡会」の団体や東友会を含む首都圏の被爆者ら約80人が集まり、同署名を呼びかけました。午後2時から3時までの1時間で外国人観光客などを含め344人から署名が寄せられました。
日本被団協や日本反核法律家協会など各団体の代表がマイクをとって訴え、参加者は道行く人びとに署名への協力を呼びかけました。
このときの署名を含め、2016年9月末までに全国から寄せられた署名56万4240人分は、10月6日にニューヨークの国連本部を訪れた日本被団協の藤森俊樹事務局次長が、国連総会第一委員会のサブリ・ブカドム議長(アルジェリア国連大使)に手渡しました。
議長は、「これまでに集められた何十万もの署名は、被爆者の皆さまが人道性と社会的責任に訴える力を持っていることを証明するものです」と述べました。