被爆者相談所および法人事務所
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東友会被爆70年事業の報告と御礼 できる最大限を悔いなくやりとげて

 2015年に東友会は、被爆70年を期して5つの事業をすすめ、そのすべてを成功させることができました。最初の事業は、3月によびかけた被爆者の書き残し「世界へのことづて」への参加でした。健康状態が思わしくない被爆者も参加できるようにとすすめたこの運動には、年末までに224人が参加しました。
 二つ目は、4月末のNPT(核不拡散条約)再検討会議が開かれているニューヨークの国連本部への要請代表団派遣。これには被爆者6人、被爆二世2人と東友会相談員1人、計9人を派遣し、核兵器廃絶を願う強い願いと被爆の実相普及をすすめました。
 5月には広島・長崎への慰霊墓参団を派遣。参加した39人は、両市平和公園で慰霊の献花をし、両市長と放射線影響研究所を訪問。この様子はNHKの25分間の番組に編集されて反響をよびました。
 東友会は10月に、福島原発被害者との連帯ツアーを成功させました。原発事故から4年半が過ぎても残る被害の現状を28人の被爆者と被爆二世、支援者が視察し、現地の被災者と交流しました。
 5番目の事業が東京原爆展でした。豊島区の多大な支援を得て、1000人を超える参観をえて大成功。感動的な感想文がよせられました。(寄せられた感想文掲載ページ

長崎市役所内にて。田上富久長崎市長とともに「被爆70年墓参団」の横断幕を掲げて集合写真。
広島・長崎墓参団のうち長崎の場面
福島県いわき市小名浜の、原発事故の避難者・楢葉町町民の仮設住宅、その仮設集会所で。プレハブの壁が寒さを想像させるが広く清潔な集会室に並べられた坐卓に着く参加者たち。
福島連帯ツアーでは被災者と交流

70年募金へのご協力ありがとうございました

 東友会は被爆70年事業をすすめるために、700万円を目標に2014年年末から「被爆70年募金」をよびかけました。2015年末までに1285人・団体から目標を上回る746万円余が寄せられました。東友会は、みなさんのご協力に深く感謝しています。
 詳細な決算は2016年6月号の「東友」でお知らせする予定ですが、2015年末までに「世界へのことづて」の印刷費に16万円、NPT要請団派遣に374万円、慰霊墓参団94万円、福島ツアーと東京原爆展に47万円ずつ、募金依頼の印刷費などで7万円を支出。157万円が残っています。
 東友会は残金を活用して、「ことづて」を書籍として刊行するための費用にしたいと検討を始めています。