原爆症認定ケースbyケース

　「東友」2月号で紹介した後、東友会を通じて原爆症認定申請を提出していた被爆者のうち7人が認定され、1人が却下されましたので紹介します。（2月16日から3月15日）

認定

申請病名	性別	被爆時年齢	被爆状況	申請年月ほか
骨髄異形成症候群	女性	21歳	広島の爆心地から2キロ以内に8月12日から10月23日まで滞在	2013年12月申請。【注】「新しい審査の方針」による審査開始2008年4月以降に東友会が対応したうちの認定された506件中、初めて「100時間後から2週間に1週間滞在」の条件で認定された事例です。
肺がん	女性	19歳	広島2.0キロ直爆	2014年11月申請。
前立腺がん	男性	13歳	長崎3.0キロ直爆	2015年1月申請。
皮膚がん（有棘細胞がん）	男性	21歳	広島1.2キロ直爆	2015年7月申請。
皮膚がん（基底細胞がん）	男性	19歳	広島8月10日入市	2015年8月申請。
食道がん	男性	3歳	広島1.8キロ直爆	2015年1月申請。
菌状息肉症（皮膚悪性リンパ腫）	男性	18歳	広島8月7日入市	2015年11月申請。

申請病名	性別	被爆時年齢	被爆状況	申請年月ほか
慢性甲状腺炎	女性	10歳	広島8月7日入市	2015年7月申請。【注】申請者が「甲状腺機能低下症」と説明を聞いたことがあったので申請を出しましたが、主治医の診断は「甲状腺炎」でした。