休会増える被爆者地区の会 総合的な支援の在り方を検討しています
最近、「地区の会からの連絡が最近こないのですが、どうなっていますか」という問い合わせが東友会に届いています。高齢化がすすむ被爆者の地区の会(都内各区や市の被爆者の会)のなかには、役員が高齢で動けなくなったり、認知症になったり亡くなられることが増え、会としてのまとまりがとれなくなっているところが増えています。
現在、23区内では千代田区、台東区、品川区、渋谷区、北区、荒川区、板橋区の7区。多摩地区では昭島市、小金井市、東村山市、西東京市、狛江市、東大和市、東久留米市、清瀬市、武蔵村山市の9市の被爆者の会が休会となっています。
東友会は、これらの区市のうち可能なところは、再建の援助や西多摩地区のような複数の自治体での会運営を検討するなどの働きかけをすすめながら、東友会相談員が講師を勤める「地区なんでも相談会」を各地で開いて、制度の普及と活用をすすめることにしています。
会の運営に協力いただける被爆者に、ぜひ申し出てくださるよう、東友会は呼びかけています。