被爆者相談所および法人事務所
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ピースアクション&ピースパレード 核廃絶と平和への思いをつなぐ

被爆者の人生を語り継いで

 2016年5月16日、青山の東京ウイメンズプラザで「ピースアクション&ピースパレード2016」が開かれました。2005年から東友会が東京都生協連、東京地婦連と共催しているつどい。生協組合員、被爆者、婦人会から192人が集い、東友会からは21人が参加しました。
 開会は、松林良晴・潤子夫妻のコンサート。良晴さんの深みのある歌声と潤子さんの重厚なピアノの息の合った演奏に、参加者は聴き入っていました。松林夫妻は、東都生協の組合員で長年、核兵器廃絶の運動にも積極的に参加。潤子さんは、被爆者に手編みの編み物を贈る運動に長年協力した人です。
 恒例となった「語り継ぎ」では、東友会の村田未知子執行理事が作成したスライドによる東友会相談所の紹介と東友会相談員が見た被爆者の人生の紹介。「ヒロシマ・ナガサキ『あの日』から生きて」というタイトルの構成証言を生協組合員3人が感動的に朗読し紹介しました。
 松井一實広島市長と田上富久長崎市長のメッセージを、それぞれの東京事務所の代表が紹介。東友会の家島昌志執行理事をはじめ共催団体の代表がスライドを使ってこの1年間の活動報告をしたあと、東京地婦連の山下春枝さんが、核兵器の廃絶を訴える力強い決議声明を読み上げ、東友会の大岩孝平代表が閉会の辞を述べて催しを締めくくりました。

2年ぶりのパレードも元気いっぱい

 午後からは2年ぶりのピースパレード。参加者は、表参道から神宮通り公園までのおよそ3キロの道のりを、沿道の人びとに「平和の種」としての野菜の種を配りながら、核兵器廃絶と平和の大切さを訴えて行進しました。

スクリーンに、原爆投下後の光景を被爆者が描いた絵が投影されている。燃えさかる炎を背景に、がれきに下半身が埋もれたまま助けを求める人の描かれた絵には、場面を説明する文も書かれている。スクリーンを見ながら、マイクの前に立って朗読する人たちも写っている。
集会の「語り継ぎ」では感動の朗読
「われら命もてここに証す 原爆許すまじ」と書かれた東友会の旗や、東都生協ののぼり、虹色の「平和の旗」などを掲げて進むパレード。先頭には「ピースアクションinTOKYO」の横幕を持つ主催団体の人びと、その後ろにたすきを掛けた被爆者たち、他団体の参加者、と続いている。
表参道をパレード
横幕を前に、神宮通り公園で参加者がうつった集合写真。のぼりや旗も掲げられている。
パレード後にみんなで