被爆者相談所および法人事務所
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日本被団協結成60周年式典 ノーモア・ヒバクシャの願いこれからも

原爆被害から立ち上がり運動をすすめた60年

 2016年10月12日、日本被団協結成60周年記念式典と祝賀会が東京グランドホテルで開かれました。式典は、宮城の合唱団「ふきのとう」による「碑文」「青い空は」の合唱で始まりました。黙祷後に岩佐幹三代表委員が主催者あいさつ。1982年の第2回国連軍縮特別総会で演説した山口仙二代表委員(故人・当時)の「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ウオー、ノーモア・ヒバクシャ」の録音が流されました。
 次いで、これまでご支援いただいた日本生協連、日本原水協などの12団体と吉永小百合さんなど個人20人に感謝状を贈呈。日本被団協推薦7人と都道府県被団協推薦の60人に功労者表彰があり、東友会からは大岩孝平さんと村田未知子さんが表彰されました。
 藤森俊希事務局次長が「世界の人々へ――日本被団協60周年にあたってのメッセージ」を読み上げ、「日本被団協60年のあゆみ」のスライドが上映されました。最後に、木戸季市事務局次長の閉式の言葉で記念式典を閉じました。

和やかに祝賀会

 引き続き、祝賀会が同じ会場でおこなわれました。
 各政党からは、寺田稔衆院議員(自民)、谷合正明参院議員(公明/斉藤鉄夫衆院議員も出席)、近藤昭一衆院議員(民進)、小池晃参院議員(共産/井上哲士参院議員、大平善信衆院議員も出席)、玉城デニー衆院議員(自由)、福島みずほ参院議員(社民)が祝辞を述べました。
 乾杯のあと、各団体・個人が祝意を述べ、全国の被爆者と来賓160人は、終始和やかな雰囲気で歓談。最後にみんなで「原爆を許すまじ」を合唱して閉会しました。

広間に、10人ほどが掛けられる丸テーブルが並べられ、ビンビールやグラスが置かれており、参加者が着席している。会場前方に金屏風を置いた演台があり、その上に天井から提げられた看板に「日本被団協 結成60周年祝賀会」と書かれている。演台で挨拶している人がいる
60年の歴史を労い合う祝賀会