被爆者相談所および法人事務所
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70年の歳月に思いをはせつつ 2015年度原爆犠牲者追悼のつどい
「被爆者の死と生」の映像に涙

 2015年9月27日、「2015年(平成27年)度原爆犠牲者のつどい」が葛飾テクノプラザで開かれ、被爆・遺族、来賓など188人が参列しました。
 東京都が主催し、一般社団法人東友会が実施しているもの。2015年も、原爆犠牲者慰霊碑のある葛飾区が後援しました。
 この追悼事業は、東友会が品川区・東海寺に「広島・長崎原爆殉難者の碑」を建立して1965年に開催した第一回慰霊祭から数えて51回目。大岩孝平代表理事をはじめ東友会の参加者らは、青戸平和公園にある慰霊碑に献花をおこない、原爆被害への国家補償の実現と核兵器廃絶の世論を拡げる努力を誓った後、「つどい」に参列しました。
 「つどい」は、「原爆を許すまじ」のメロディが流れるなか、白い鶴のモニュメントの前で開会しました。

慰霊碑前にならび、献花する参列者。
慰霊碑に献花
参列者が座る座席の前に献花台がある。会場前方中央にある演台で挨拶している人がいる。献花台の向こうには白い鶴のモニュメント
被爆者・遺族をはじめ幅広い人たちが参列

各界からのメッセージ

 参加者全員での黙祷の後、主催者である舛添要一東京都知事の代理として笹井敬子福祉保健局技監が「都内の生存被爆者への救済に一層の尽力をしていきたい」と施策の充実を含めた追悼の式辞を述べた後、東友会の大岩代表理事が「追悼のことば」。つづいて高島なおき東京都議会議長が「被爆者から何万何千件という相談が今もあることを国に対して訴えてゆく」と、生存被爆者への援護の姿勢を鮮明に述べました。
 松井一實広島市長のメッセージを広島市東京事務所の岩崎学所長が、田上富久長崎市長のメッセージを長崎市東京事務所の神近宣博事業本部長が紹介した後、東友会の慰霊碑の移設に尽力した葛飾区の青木克徳区長、最後に都民を代表して東友会顧問医の園田久子医師が挨拶しました。

東京都知事代理 笹井敬子福祉保健局技監
東京都議会 高島なおき議長
葛飾区 青木克德区長
広島市長代理 岩崎学東京事務所長
長崎市長代理 神近宣博東京事務所
参列者代表 園田久子医師
東友会 大岩孝平代表理事

映像と語り「被爆者の死と生」

 その後、参加した主催者と東友会・遺族代表に続いて国会議員、都議会議員、葛飾区議会議長など自治体関係者、都民が白いカーネーションを献花するなか、原爆犠牲者の名前が読み上げられ、2014年度に東京都内で亡くなった228人の被爆者を偲んで、山田玲子執行理事が「捧げることば」を述べました。
 「つどい」の最後は「被爆70年被爆者の死と生」と題して東友会の相談事例を、家島昌志執行理事と村田未知子主任相談員が映像と語りで紹介しました。内容は、昭和20年代に白血病で死んだ夫の輸血用の血液を買うために身体を売った妻の事例、夕焼けや紅葉を見ただけで被爆時を思い出て苦しみ精神を病んだ女性、原爆死した友への思いから被爆の実相を語り残すことを最後の活動として生きる被爆者の姿など。会場内では涙を流していた参列者が多く、深い感銘を与えていました。

会場前方から全体を写した写真。起立し黙祷する参加者。
厳粛な気持ちで黙祷する参加者
会場前方の大きいスクリーンに被爆者の描いた被爆直後の光景の絵が投影されている。会場前方の角にある演台で語りが行われている。
感動を呼んだ映像と語り

「追悼のつどい」にご参列いただいた方がた(敬称略・順不同)

 全参列者をご紹介することは紙幅の都合でかないませんが、ここに遺族・被爆者以外のみなさまの御芳名を掲載し、御礼に代えさせていただきます。

高島なおき(都議会議長)、平沢勝栄(衆議院議員・自民)、竹谷とし子(衆議院議員・公明)、初鹿明博(衆議院議員・維新)、田村智子(衆議院議員・共産)田中たけし(都議会議員・自民)、野上純子(都議会議員・公明)、和泉なおみ(都議会議員・共産)、斉藤あつし(都議会議員・民主)、やながせ裕文(都議会議員・維新)、小松久子(都議会議員・生活者ネット)、塩村あやか(都議会議員・無所属)、岩崎学(広島市東京事務所長)、神近宣博(長崎市東京事務所首都圏シティプロモーション事業本部長)、青木克德(葛飾区長)、秋家聡明(葛飾区議会議長)、うかい雅彦(港区議会議長)、村上宇一(豊島区議会議長)、深沢達也(武蔵野市議会議長)、遠藤めい子(多摩市議会副議長)、梅沢五十六(葛飾区議会議員・自由)、おりかさ明実(葛飾区議会議員・共産)、うめだ信利(葛飾区議会議員・無所属)、内山利之(葛飾区総務部長)、小花高子(葛飾区総務課長)、後籐淳(葛飾区白鳥スカイマンション自治会)、深野隆(葛飾区青戸3丁目桜自治会)、川崎昭一郎(第五福竜丸平和協会)、榎本喜久治・永尾寿孝(東京空襲遺族会)、園田久子(はたがや協立診療所)、向山新(立川相互ふれあいクリニック)、小嶋博之(東京民医連)、荒井秀之・川延幹子(東京都生協連)、岩崎初音(東都生協)、木原登美子(世田谷ピースPeace同友会)、端山純子(東京地婦連)、皆内マサ子(東京母親大会連絡会)、棗英司(キリスト者平和の会)、鶴岡芳子(けやき平和コンサートの会)、飯田史朗・石川貞夫・田中千恵子(原爆忌東京俳句大会実行委員会)、上杉美佐子(新婦人葛飾支部)、小林良廣(世田谷区障害者団体)、小柳しおり・小林未咲(〈有〉和泉屋石材店)、野口弘次(葛飾区労連)、児玉三智子・大下克典(千葉県原爆被爆者友愛会)、松田勝美(寺子屋へいせい)、鈴木教晋(共産党国会議員団東京事務所)、松本みき(初鹿明博衆院議員秘書)、八木良広(愛媛大学)、夏目侑子(個人)、都丸哲也・青木佳子・市川順子・関敬子・戸瀬英男(東京原水協)、細谷正幸・坂井義徳・木村陽治(葛飾原水協)、川上千恵(多摩原水協)、長谷川邦夫(東京平和委員会)、小町行三・渡辺吉司(東京非核政府の会)、笹井敬子(都福祉保健局技監)、上田隆(同保健政策部長)、渡瀬博俊(同疾病対策課長)、丸山泰彦(同被爆者援護係長)