被爆者相談所および法人事務所
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「核の傘」から出て非核平和の日本を 3・1ビキニデーに参加して

新宿・新和会会長 加藤和己

 2011年の3・1ビキニデー全国集会に東友会を代表して参加しました。
 2月28日、バスで新宿西口を出発。静岡に向かいました。13時から静岡市民文化会館で3・1ビキニデー日本原水協全国集会が開かれ、基調講演、国連事務総長からのメッセージ紹介などがあり、「核兵器のない世界、『核の傘』からの離脱、非核平和の日本のために行動と連帯をひろげよう」と呼びかけられました。被爆者の支援や核兵器廃絶署名の拡大などの言葉がたびたび出て、今後の運動に強い影響を与えるものと思われました。16時からは分科会。私は第4分科会に参加し、都庁での原爆展の成功を報告。観光目的で来た多くの人に原爆被害について知らせることができたことなどを発言しました。
 翌3月1日は、焼津駅前から墓参行進。久保山愛吉さんが眠る弘徳院の墓前に献花しました。13時からは焼津市文化センターで開かれた「被災57年2011年3・1ビキニデー集会」に参加。ビキニ水爆の被害が焼津のみならず日本各地の漁船に及んだことなどを改めて知り、核兵器廃絶に努力しなければならないと思いました。

3月1日、焼津市内にて。「なくそう核兵器、まもれ憲法9条」の横断幕を先頭に墓参行進する3・1ビキニデーの東京からの参加者たち。
焼津市内を行く墓参行進に参加した加藤さん(前列右端)