被爆者相談所および法人事務所
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「核兵器全面禁止のアピール」署名 被爆者もとりくんでいます

 作家の大江健三郎さんや歌手のクミコさん、ノーベル物理学賞を受けた益川敏英さんら、著名11氏が賛同者としてポスターに登場している「核兵器全面禁止のアピール」の国際署名が、国際的に大きく広がりすすんでいます。2010年5月の核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議で、核保有国を含む189カ国が「核兵器のない世界の平和と安全を達成する」と決めたことから、この合意を実行するよう、世論の力で促していこうとするものです。
 国連のパン・ギムン事務総長もメッセージを寄せ「高まる交渉開始を!の合唱に、自らの声を合わせていくことを願っています」と激励してしています。
 この署名をすすめている「核兵器全面禁止のアピール」国際署名キャンペーンは、毎年10月に国連本部へ署名を届けたいと話しています。
 東友会は2011年度の活動方針で「すべての核保有国が、核兵器を廃絶するよう働きかけます」とし、国際条約締結実現を訴える運動に取り組むことを決めています。蒸し暑い日が続く中ですが、お知り合いにお声をかけて、署名を集めて、「核なき世界」へのうねりを推し進めるためにがんばりましょう。東友会は8月末日を最初の区切りにして、署名を提出します。

署名は東友会までお送りください。
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東京都原爆被害者団体協議会(東友会)

「核兵器全面禁止アピール」署名推進ポスター。秋葉忠利(広島市長)、大江健三郎(作家、ノーベル文学賞受賞)、クミコ(歌手)、瀬戸内寂聴(作家、僧侶)、田上富久(長崎市長)、谷口稜曄(被爆者)、元ちとせ(歌手)、張本勲(プロ野球名球会)、日野原重明(医師、聖路加病院理事長)、益川敏英(名古屋大学特別教授、ノーベル物理学賞受賞)、山田洋次(映画監督)の著名11氏(順不同、敬称略)の顔写真が配されている。中央に「核兵器の禁止を」の文字、ほかに「あなたの署名を国連へ!」「私たちは、すべての国の政府に、すみやかに核兵器禁止条約の交渉を開始するよう求めます。」の文が配されている。
「核兵器全面禁止アピール」署名のポスター