被爆者相談所および法人事務所
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核兵器廃絶と戦争のない平和な世界を ピースアクション in TOKYO

過ちをくり返さないために戦争体験を語り継ごう
市民が力を合わせて核兵器廃絶の実現へ

 核兵器のない平和な世界をめざして開催されてきた「ピースアクション in TOKYO」の2011年のつどいは、5月23日に青山の「東京ウィメンズプラザ」ホールで開かれ、約250人が参加しました。2005年以来、東友会が東京都地域婦人連盟や東京都生活協同組合連合会平和活動担当者連絡会との共催で開催しているものです。小雨模様の天候でしたが、東友会からは飯田マリ子会長はじめ約33人が参加しました。
 プログラムは、東京地婦連の秋元洋子さんの司会で進行され、ハンドベルアンサンブル・ミスティによるオープニングコンサートでスタート。タイスの瞑想曲など心に深く染み渡るような音色が、参加者の平和を希求する気持ちとマッチしていました。
 東京都生協連理事の中村紀子さんによる開会あいさつに続き、構成劇「あの日を語りつぐ――あしたへのメッセージ」を上演しました。これには、東京地婦連の山下陽枝さん、東友会の仲伏幸子さん、生協パルシステム東京の松本みなみさんが出演。3人のナレーターとともに、それぞれの戦争体験や被爆体験、平和への願いを語りました。
 松井一實広島市長、田上富久長崎市長から寄せられた核兵器廃絶を願うメッセージが披露され、参加団体のリレートークでは東友会を代表して大岩孝平事務局長が被爆者の取り組みを述べました。
 最後に、悲惨な戦争体験を踏まえて、戦争のない世界をめざしての行動、今回の東日本大震災の犠牲者への思いの重要性を訴えた「大会アピール」を東友会の堀場和子事務局次長が力強く読み上げ、満場の拍手で採択。盛り上がった大会は正午前、すべてのプログラムを無事に終了しました。なお、パレードは諸事情から中止となりました。

客席を埋める参加者たちが、手元の冊子を広げて見ている。
核兵器も戦争もない平和な世界へ――会場いっぱいの熱気
舞台上、大きいスクリーンに投影された映像を示しながら話をする人。
東友会の活動を報告