被爆者相談所および法人事務所
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アメリカの核実験に抗議 核兵器維持のため秘密裏に4回も

 アメリカが密かに、2010年から4回もの核実験をおこなっていたことに対して、東友会は2011年5月25日の「Zマシン」による核実験への抗議につづいて、7月22日にもオバマ大統領宛の抗議文を大使館あてに送りました。
 抗議文は、「あなたは2年前、『イエス・ウィ・キャン』と叫び、アメリカだけでなく世界の人びとに希望を与えました。そして、プラハでの演説は、私たち被爆者を励ましました。
 しかしあなたは、『保有する核兵器の安全性と信頼性を維持するため』との理由で、実際には、核兵器の維持と開発につながる実験をすすめています。この暴挙に、私たちは、深い失望を抱いています」、「66年が過ぎても、家族の最期の様子も、遺骨すらみつからない者も多く残されています。そして、この間、子孫たちへの放射線の影響への不安を抱えて生きています。
 私たちは、このような地獄の体験を決してくり返させないために」として、「(1)核兵器廃絶国際条約の締結、(2)あらゆる形での核兵器開発・研究の中止、(3)被爆・核実験被害の啓蒙普及」などをアメリカ政府に求めています。