被爆者相談所および法人事務所
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2012年度予算ヒアリング 都議会各会派へ要望を伝え率直に懇談

 東友会は毎年9月に都議会4会派からの要請を受けて次年度の予算についてのヒアリング(聴き取り)に応じています。2011年は9月2日と9日に、都議会民主党、自民党、公明党、共産党の議員と面談しました。これには、飯田マリ子会長、大岩孝平、山田玲子、山本英典副会長と木場耕平会計の三役全員が参加。東友会への被爆者健康指導委託事業費の復活、被爆者と被爆二世の健診と二世医療費助成の充実、東京都としての被爆資料・証言の保管と展示の具体化を要請しました。

 2日の民主党のヒアリングは30分間。大塚たかあき総務会長、門脇ふみよし政調会長代行など7人の都議が、要望を熱心に聞き、健康診断の充実、被爆二世問題での質問が出されました。

対面して並べられた机に着席する議員と参加者。
民主党のヒアリング

 9日は自民党への20分間の要請からはじまりました。自民党は20人の都議が参加。鈴木あきまさ政調会長が急逝された樺山たかし都議の思いを継いで被爆体験の継承に協力したい、吉野利明都議が「三鷹市の式典で被爆者の話を毎年聞いている。平和追求に全力をあげてとりくみたい」と発言しました。

対面して並べられた机に着席する議員と参加者。
自民党のヒアリング

 つづいて公明党への要望は30分間4人の都議が対応。2010年も要望をうけた栗林のり子都議から、被爆二世の医療費助成問題についてさらに詳しい質問があり、同行した村田未知子事務局主任(相談員)が実情を説明しました。

対面して並べられた机に着席する議員と参加者。
公明党のヒアリング

 共産党都議団は、大山とも子都議とたぞえ民夫都議が1時間対応。両都議からは、原爆展開催の会場費の問題について調査し、無料で使用できる方法がないか調べたい、被爆二世医療費の更新期限についても担当局に働きかけたいという話がありました。

対面して並べられた机に着席する議員と参加者。
共産党のヒアリング