「原爆被害者の墓」偲ぶつどい 一日も早い核兵器廃絶を誓い合う
2011年10月30日、「原爆被害者の墓の前で故人を偲ぶつどい2011」が開かれ、被爆者、遺族、「原爆被害者の墓保存会」の人びとなど27人が参加しました。
「原爆被害者の墓」は、2005年11月に有志が、身寄りのない被爆者と遺族のための共同墓地を八王子市高尾の東京霊園内に建立したもの。東友会はこの趣旨に賛同し、東友会の原爆犠牲者慰霊碑に埋葬されていた分骨と遺髪を移葬しています。
2011年「つどい」では、参加者全員が黙祷した後、保存会代表の山本英典さんがあいさつ。2011年1月に納骨された原爆症認定集団訴訟元原告・中山勇榮さん(大田区)の紹介を中川夏代さん(大田大友会会長)が、この日納骨した神田實さん(八王子市)の紹介を遺族が、墓誌に刻銘をした藤平典・前東友会副会長の紹介を飯田マリ子さん(東友会会長)がおこない、事務局から保存会の会員が43人になったことが報告されました。
「墓」には東友会の原爆犠牲者慰霊碑から移葬した22人をふくめた32人が埋葬され、2人が刻銘されています。
「原爆被害者の墓」についてのお問い合せは、東友会事務局まで。