被爆者相談所および法人事務所
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アメリカのZマシンによる核実験に抗議する

 アメリカが9月12日に2013年2回目のZマシンを使った核実験をおこなっていたという報道に際し、東友会は11月12日、米大統領あてに抗議文を送りました。
 抗議文は、「68年前、広島・長崎で、貴国が投下した原爆で、私たちの親、兄弟、親族、友人の多くが残酷な死を遂げました。生き残った被爆者たちも、熱線、爆風、放射線の後遺障害で苦しみ」つつ、核兵器の惨禍を「世界のどこにも、再びつくりだしてはならない」と運動してきたとのべ、2009年にオバマ大統領が演説した「核なき世界」への前進を訴えて、次の3点を要求しています。

  1. 2000年の核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議で合意した「核兵器保有国は、保有核兵器の廃絶のため努力する」という約束を実行してください。
  2. いかなる核兵器実験も停止してください。
  3. 核兵器廃絶のための国際条約締結に向けた多国間交渉を直ちに開始してください。