原爆症認定東京訴訟 寝たきりの被爆者が追加提訴 原告は21人に
2013年2月20日、東京地裁に原爆症の認定を求めて荒川区の川上秀夫さんが提訴し、東友会が支援する個別裁判の原告は21人になりました。
川上さんは、昭和11年生まれ、長崎市岩瀬道町で被爆。被爆距離は3.7キロです。原爆症認定を求めている「脳幹梗塞」のため、寝たきりの生活を送っています。しかし意識ははっきりしていて、自分の意志を伝えるためには特殊なコンピュータを使う必要があります。
2月13日、川上さんの家族から、8月20日に却下の通知を家族が受け取ったこと、異議申立のことがわからず、提訴期限ギリギリになって連絡がきました。15日に東友会と東京弁護団は川上さんと家族の要請を受け、提訴となりました。
東友会では、さらに10人程度の追加提訴を弁護団と検討しています。