「東友会被爆者相談所」のご紹介とお願い まずはお電話を

　午前10時、東友会事務所の電話が鳴りはじめます。東友会事務局員が受ける電話は毎日数十件。そのほとんどが、被爆者や被爆二世に関する相談です。
　東友会は1958年11月に結成されてから55年間、原爆被爆者の相談所としての活動を続けてきました。1962年からは、東京都知事から被爆者の健康指導事業の委託を受け、その一環として東京都と連携した相談事業をすすめています。
　東友会事務所には常時、専門の相談員（事務局員）が勤務しています。看護師、ケアマネージャーの資格を持つ相談員も配置しています。さらに専門的な問題に対応するため、医師、弁護士、税理士など専門家にも協力をお願いし、東友会相談員では対応できない問題も、お手伝いできるようにしています。
　近年5年間、東友会が対応した相談は年間1万数千件で推移していましたが、2012年度は2万件を突破しました。1日にすると70件近い件数になります。
　東友会相談員は、無料で相談に対応しています。どんなことでも、ご遠慮なく、まずは電話でお問い合わせください。

　相談所に直接おいでになるときは、必ず事前に電話でご連絡ください。突然来所されると、会議や出張のため十分に応対できないことがあります。