お花見平和のつどい 今もつづくマーシャルの被害に驚き
桜花の下で8団体が交流、平和を願う気持ちを交換
「爆弾低気圧」の襲来が予想された2013年4月6日、第五福竜丸展示館と展示館前広場で「お花見平和のつどい2013」が開かれ、134人が参加しました。
「つどい」のスローガンは「なくそう核兵器 つないでつないで東京から平和を」。主催は、2000年に第五福竜丸のエンジンを船体の展示館前に設置した東友会と東京地婦連、東京都生協連、主婦連、都地消連、日本青年団、福竜丸平和協会、東京原水協の8団体でした。

核兵器とその被害あらためて学習
「つどい」は、展示館内で地婦連のみなさんの「花」の合唱ではじまり谷茂岡正子会長が開会宣言しました。
つづいて、「マーシャルの人びとの59年」と題して第五福竜丸展示館の安田和也・主任学芸員がスライドを上映しながら講演。ビキニ水爆実験で被災したマーシャルの人びとのすさまじい被害とアメリカの「信託統治」下でモルモットのように扱われた実態を克明に報告。6人の展示館の学芸員と説明員が、マーシャルの人びとの証言を映像とともに紹介しました。参加した被爆者からは、「親類からまで差別されたなんて。私たちと同じだ」「核兵器を使おうとする者は、ヒバクシャを牛馬以下に思っているんだ」という声がありました。
その後3月2日から3日にノルウェー政府が首都オスロで開催した「核兵器の非人道性に関する国際会議」について、東京原水協の石村和弘事務局長がスライドを使って報告。会議には127カ国から550人が参加しましたが、米、英、仏、露、中の核保有5カ国が参加しなかったこと、日本政府代表として参加した日本被団協の田中煕巳事務局長の発言が深い共感をよんだことを紹介しました。

花を見ながら楽しい交流
午後は、エンジンの隣にある八重紅大島桜を愛でながら昼食をとり、参加団体の活動報告がありました。
東友会からは家島昌志理事が、11月に結成55周年を迎える東友会が被爆者と被爆二世に関する調査を実施し、原爆展の開催や記念出版などを計画していることを報告、主婦連の山根香織会長は、平和のために憲法を守る運動が重要だと力説しました。
東京都生協連からは、第五福竜丸展示館を訪れた10歳の少女が初めて核兵器の被害を知り、平和のために行動していきたいという思いを語り、参加者の大きな拍手に包まれました。
その後の「インタビューコーナー」では、参加者がそれぞれに平和への思いを語り交流しました。
「つどい」では2013年も東京地婦連が「折り鶴コーナー」をつくり、参加者に平和と核兵器廃絶への願いをこめた折り鶴を折るようよびかけ、生協連と都地域消費者団体連絡会は「平和かりんとう」などの販売をおこないました。
