被爆者相談所および法人事務所
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3団体共同で「ピースアクション」 核兵器も戦争もない平和な世界を

 東友会と東京都生協連、東京都地婦連が共催して毎年開催している「ピースアクション&ピースパレード」が、2013年5月20日、青山の東京ウイメンズプラザでおこなわれました。参加者はこれまで最高の231人。東友会からは20人の参加でした。
 「核兵器の廃絶と戦争のない平和な世界をめざして――つないでつないで東京から平和を」を合い言葉にしたこの集会は、山下孝之さんのケーナ演奏で始まりました。「コンドルは飛んでいく」などすばらしい演奏でした。都生協連の中村紀子理事が主催者あいさつ。核兵器廃絶についての声明への署名を日本政府が拒否したことなどへの怒りがこもったあいさつでした。
 メイン企画は「語り継ぐ『母と子』」。広島で被爆した母と子の絆に触れた3人の証言を東友会の村田未知子業務執行理事が構成して、生協の組合員4人が朗読。背景には被爆者が描いた被爆時の絵がスライドで大写しされ、母が子を思い、子が母を頼って猛火の中を生き抜いた姿に、感動の拍手がわいていました。
 2013年の戦争体験者の証言は、東京地婦連の中野三千代さんの体験。空襲前後の家族の思い、暮らしぶりが詳しく語られました。
 広島市長・松井一實さん、長崎市長・田上富久さんのメッセージが、両市の東京事務所代表から披露されました。
 参加団体によるリレートークでは、都地婦連、パルシステム東京、南部生協、大学生協、東都生協、コープみらいがそれぞれスライドを使って平和の活動を報告しました。東友会からは家島昌志理事が東友会の活動を報告しました。
 集会のアピールは、東友会の仲伏幸子理事が朗読して提案しました。アピールには、「核兵器は人道的に許される兵器ではないとの考えを共有し、核兵器のない世界へ、手を携えて行動し続ける」と力強い決意が述べられていて、全員の拍手で採択されました。閉会あいさつは東京地婦連の大北恭子さん。閉会後予定されていたピースパレードは、雨のため中止となりました。

円形の会場の前方が舞台になっている。客席は参加者で埋まっている。何か投影されたスクリーンの前で話をしている人がいる。
参加者が一体になって交流できたピースアクション
スライドを上映しながら舞台上で活動報告する家島昌志理事
東友会の活動を報告