渋谷で原爆症認定集団訴訟の支援訴え おりづるネットが年頭に宣伝
東京おりづるネットは2006年1月6日、2005年12月13日の御茶ノ水駅頭に引き続き、渋谷・ハチ公前で原爆症認定集団訴訟の宣伝行動をおこない、被爆者、支援者ら30人(うち東友会は16人)が参加しました。
写真パネルを掲げながら、おりづるネットの高橋昌平事務局長、東友会の飯田マリ子、米田チヨノ、山本英典の各副会長らがマイクを握り、国の原爆症認定制度があまりにも被爆者の実情とかけ離れていることや、被爆者が「ふたたび被爆者をつくるな」と一貫して核兵器廃絶のために活動してきたことなどを訴え、寒空のもと足を急がせる人びとに、原爆症認定集団訴訟への支援をよびかけました。
署名に応じたニューヨーク在住の日系2世の青年は、被爆者の実情について熱心に質問。「1月26日には帰国しているので裁判傍聴には行けないが、被爆者のみなさんが訪米遊説するときには、通訳の協力をしたい」などと話していました。
1時間の行動で、署名60人分、カンパ3000円が寄せられ、ビラ300枚を配布しました。