被爆者相談所および法人事務所
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5会場で東都生協と東友会の交流会 世代を超えてふれあうことの大切さ

 2006年の東都生協と東友会の交流会は、2006年11月29日から12月8日にかけて都内5カ所(杉並、千代田、調布、国分寺、大田)で開かれ、のべ141人が参加しました。
 この交流会は88年から続いているもので、2006年で19回目。すべての会場で被爆者が体験を証言し、原爆症集団訴訟への支援がよびかけられました。
 2006年の特徴は、会場が従来の3カ所から5カ所に増えたため、それぞれの会場で、東友会と東都生協の参加者全員が発言できたことです。各会場で、「いま私が考えていること」のテーマで、自己紹介をかねて発言。平和への願いや被爆者として伝えなければならない思いが語られるなかで、「生き残って61年も過ぎて、あの日に亡くなった方がたにあらためて申し訳ないと思う」「体験を未来に語り継げと言われても、思い出したくないことばかりで家族にも話したくない」という声もだされ、参加者たちがあらためて原爆被害の甚大さをかみしめた交流会でした。
 2006年も東都生協組合員手作りのあたたかい編み物が被爆者に贈られ、原爆被害をくり返さないための熱い思いを共有しあう場となりました。

腰をかがめ、小さい女の子から笑顔で編み物を受け取る被爆者の女性
大田会場にて
長方形に並べられた机に着席する参加者たち。
国分寺会場
長方形に並べられた机に着席する参加者たち。
調布会場
東都生協組合員のみなさんから被爆者への編み物受け渡しの場面
千代田会場
長方形に並べられた机に着席する参加者たち。
杉並会場