東友会新春のつどい 被爆61年目の運動へ交流深める
都議、区議会議長からあいさつも
「2006年東友会新春のつどい」が1月29日、池袋の豊島区勤労福祉会館で開かれ、被爆者と支援者126人が参加しました。
第1部は、これまでに亡くなった被爆者への黙祷を捧げたあと、司会の長岡和幸事務局長が被爆60年の行動の概略を報告し、支援へのお礼を述べました。開会のあいさつでは、横川嘉範会長が参加のお礼と今後の被爆者の運動への一層の協力・共同を訴え、ついで米田チヨノ副会長が被爆証言をおこない、被爆61年を迎えた今も苦しみ続けている被爆者の実情を話しました。
政党代表は自民・山加朱美都議、民主・野上ゆきえ都議、公明・石川芳昭都議、共産・曽根はじめ都議、そして芦沢一明渋谷区議会議長がお祝いのあいさつをしました。政党関係からのメッセージが紹介されました。
支援団体の東都生協、キリスト者平和の会、けやき平和コンサートの会から寄付金が贈られ、あいさつがありました。
第2部は、安藤賢治顧問の乾杯の音頭で開始。杉並光友会の立野季子さんによるあでやかな日本舞踊が会場を盛り上げました。
2005年から続々と寄せられ、会場にも生い茂るように展示された「ピースリーフ」の中から、核兵器廃絶、平和を願う切なる想いの一部分が紹介されました。
出席した支援者・団体の紹介とあいさつ、被爆者の各地区の紹介が和やかにおこなわれ交流を深めました。
しめくくりは、「青い空は」を中川夏代事務局次長のリードで全員合唱し、山本英典副会長が閉会のあいさつをおこないました。
会場内でおこなわれた恒例の「反核バザール」には、36人からバッグ、羽織、海苔、タオル、マフラー、花瓶、お椀など193点の提供がありました。事業部員の奮闘と出席者の協力で完売。5万3350円の売り上げになりました。