被爆者相談所および法人事務所
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原爆症認定ケースbyケース

 東友会を通じて原爆症認定申請を出した被爆者の審査結果をお知らせします。

認定

申請病名性別被爆時年齢被爆状況など申請年月ほか
大腸ガン男性9歳広島市千田町2キロで直接被爆。家の下敷き。右上半身に負傷。右手首は骨が露出。20日まで自宅跡で生活。下痢、吐き気。1カ月間意識不明。脱毛。傷にウジがわく。2005年4月大腸ガン手術。肝臓、リンパ節転移。2005年9月申請、2006年2月認定。

却下

申請病名性別被爆時年齢被爆状況など申請年月ほか
前立腺ガン男性5歳広島市西白島1.3キロで直接被爆(手帳記載2キロ)。家の下敷き。上半身に負傷。傷が化膿しウジがわく。1993年から高血圧症、心肥大。2004年脳梗塞で入院。2005年8月申請、2006年2月却下。距離訂正を申請。異議申立準備中。
肺ガン男性28歳広島市崇徳中学校2キロで直接被爆。校舎の下敷き。上半身に数十カ所の負傷。黒い雨を多量に受ける。1.7キロの三篠国民学校に2~3日収容される。激しい倦怠感。傷の化膿。1950~1951年に激しい倦怠感。頭部・顔面が化膿。水膿が流れ悪臭を放ち、6年間治癒せず。皮膚疾患がその後も出現。2005年9月申請、2006年2月却下。異議申立準備中。