アメリカの臨界前核実験に被爆者が抗議 外務省へも「抗議を」と要請
米国政府は2006年8月30日(日本時間31日)、通算23回目、ブッシュ政権下で10回目の臨界前核実験をネバダ核実験場でおこないました。これまではすべて地下の横穴施設でしたが、今回初めて縦穴施設を使用しました。
東友会は31日、16人が参加して日本被団協とともに米大使館への抗議行動をおこないました。警備が異常なほど厳しく、大使館の警備員が門前で抗議文を受け取っただけでした。ついで、被爆国の政府として米国の核実験に抗議するよう外務省に要請。主席事務官らが応対しましたが、「核兵器の『安全性』『信頼性』を保つための実験なので抗議はしない」と答えました。