東友会医療講演会 高齢者の食事について多彩な話
毎日のことだけに関心もひとしお
第2回医療講演会が2006年2月25日、「高齢者のための食事の話」をテーマに中野区勤労福祉会館で開かれ、32人が参加しました。
講師は大田病院の食養課で管理栄養士をしていた下山珪子さん。下山さんは、食事・栄養指導や配食サービスの献立作りでの体験もふまえながら、「老化は個人差が大きい」「バランスのよい食事」を「量を調整して食べる」ことを強調。主食とおかずの組み合わせを具体的に示しながら講演しました。また「お友だちなどと、互いに作ってきた物をおしゃべりしながら食べ合うのもいい。食事の情報交換にもなる」と、楽しみながら食べることも大切と話しました。
講演の合間には、スポーツトレーナーでラジオ体操の指導員もやっていた板橋みのり会の伊藤哲郎さんの指導でみんなでストレッチ体操もおこないました。
参加者からは「みそ汁の味付けで注意する点は?」とか、コンビニ弁当についての疑問など、身近な質問がたくさん出され、下山さんからひとつひとつに具体的に答えてもらいました。
「もらった資料を壁にはって参考にしたい」「ストレッチもよかった」などの感想が寄せられ、たいへん好評な講演会となりました。