被爆者相談所および法人事務所
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原爆症認定ケースbyケース

 東友会を通じて原爆症認定申請を出した被爆者の審査結果をお知らせします。

認定

申請病名性別被爆時年齢被爆状況など申請年月ほか
大腸がん男性14歳広島市比治山本町1.5キロで直接被爆。無傷。黒い雨を全身に受け、2キロ以内に2週間程度滞在。脱毛、下痢、吐き気、嘔吐、倦怠感。ブラブラ病も。一緒に避難した友人は急性原爆症のため死去。肝機能障害、白内障、心臓肥大などにかかる。2005年大腸ガンを手術。2005年12月申請、2006年5月認定。
前立腺がん男性20歳広島市小網町0.8キロで直接被爆。無傷。当日江波町まで避難。急性症状記憶なし。1945年に肺浸潤。白内障にかかる。2005年から前立腺がんの化学療法継続。2006年1月申請、2006年5月認定。
腎臓がん男性16歳広島市小網町1キロで直接被爆。無傷。途中で黒い雨受け、当日午後、救援のため入市。翌日も1日中救援作業。歯茎出血、鼻出血、下痢、吐き気、高熱がつづき脱毛あり。結核、貧血、糖尿病、心筋梗塞にかかる。2005年9月左腎臓がんを手術。その後、週3回人工透析。2006年2月申請、2006年5月認定。

却下

申請病名性別被爆時年齢被爆状況など申請年月ほか
前立腺がん男性16歳広島市江波町4.5キロで直接被爆。急性症状は記憶なし。被爆5年後頃からブラブラ病状態。血小板が少ないと言われ、12年後に全身に湿疹。2006年2月申請、2006年5月却下。異議申立準備中。