被爆者相談所および法人事務所
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核兵器廃絶の声を東京から世界へ 市民団体とともにピースアクション

 「東京から、核兵器を持っている世界のすべての元首と市民に訴えます。核兵器を廃絶してください。平和のために手をつなぎましょう」――2004年から始まった「ピースアクション in TOKYO」が、2006年もさわやかに開かれました。

 2006年6月12日、会場のウイメンズプラザ(渋谷区青山)に集まったのは東友会の35人をはじめ、東京都生協連参加の単位生協の組合員、東京都地婦連の会員など220人。コカリナ奏者・黒坂黒太郎さんとオートハープとボーカルの矢口かねみさんの美しい演奏で開幕。
 2006年の目玉企画は、「証言と映像でつづる『61年目、はじめての被爆証言』」。被爆してから60年間、「被爆したことを人にしゃべるな」「絶対語るまい」と言い続けてきた姉妹が、姉のガン死を機会に、はじめて体験を語り始めた思いを軸に、3人の男性被爆者の証言を25分間にまとめた証言朗読劇でした。シナリオは東友会の村田未知子相談員、出演者は東友会の上田紘治、西野稔両事務局次長、それに東京地婦連2人と東京マイコープから1人。証言をすべて暗記してきた出演者もあり、迫真の朗読に感動の拍手がつづきました。
 広島、長崎両市長からのメッセージ。参加6団体代表によるリレートーク。アピールの採択があって11時50分に閉会しました。
 このあとはピースウォーク。青山から原宿、渋谷まで、沿道の人にひまわりなどの「平和の種」を配り、「核兵器も戦争もない平和な世界をつくろう」と訴えながら行進。被爆者を先頭に、生協や東京地婦連のおかあさんたち、アメリカ人など多彩な人たち約220人が、梅雨の晴れ間をパレードしました。

横断幕を掲げた人たちを先頭に、車道をピースウォークする被爆者、市民団体の人びと。被爆者はたすきを掛けている。
爆者を先頭に、生協や地婦連のおかあさんたち、アメリカ人など多彩な人たち約220人が、梅雨の晴れ間をピースパレードしました。