お花見平和のつどい 『あの日』からあしたへ 桜の下で交流深める
2012年4月7日、「お花見平和のつどい2012」が第五福竜丸展示館と展示館前広場で開かれ、120人が参加しました。「つどい」は、市民運動の力で第五福竜丸のエンジンを船体の展示館前に設置した翌年から毎年、東友会と東京地婦連、東京都生協連、主婦連、都地消連、日本青年団、福竜丸平和協会、東京原水協の8団体が、共催しています。2011年は大震災で中止されたため今回の「つどい」は11回目。テーマは「『あの日』からあしたへ」。「証言者の声に耳を傾け、そして、私たちが語ろう」のスローガンで開かれました。
「つどい」の前半は、展示館内での証言。東京地婦連の代表2人が戦時下の生活を、東友会は片山曻さんの証言を中心に、被爆時から現在までの被害の実態をスライドの映写にあわせて3人で証言。第五福竜丸展示館の見学者たちの様子、生協、原水協、都地消連の平和活動もスライドで紹介されました。
午後は、エンジンの隣にある八重紅大島桜を愛でながら、昼食と交流。参加団体の活動報告や新しいとりくみについて交流がありました。
東友会の報告は家島昌志事務局次長が担当。東友会が「国の償い」をもとめる運動をはじめたことと、1月からよびかけている「私の手紙」で寄せられた思いを読み上げて紹介し、感動を呼びました。