広島・長崎被爆写真展 連休の浅草で関心集める
2012年5月3、4の両日、台東区の浅草公会堂を会場に「広島・長崎被爆写真展in東京」(主催:同準備事務局)が開かれました。会場では、日本被団協が新しく作製した「ヒロシマ・ナガサキ 原爆と人間」のパネルを中心に展示。説明には英語の翻訳も添付されました。
会場周辺では要員が案内チラシを配布して道行く人びとに呼びかけました。東京都民をはじめ連休で浅草に来ていた北海道から鹿児島まで全国各地の観光客たちを含む約330人が入場。家族連れ、夫婦、カップルなどが一枚一枚を熱心に眺めていました。証言コーナーも設けられ、東友会からは大岩孝平、山田玲子両副会長が証言。若者から年配者まで、真剣な表情で耳を傾けていました。
「広島・長崎から学んでいれば福島原発の事故は起きなかったのではと思います」、「使う必要のなかった兵器を使ったのは、人の命を無視した行為だと思う」、「私の住んでいる町でも開催してほしい」、「核兵器はとてもおそろしいものだと思いました。二度と戦争をおこさないでほしい」(小学生)などの感想がたくさん寄せられました。