東友会新春のつどい 大震災、原発事故をのり越えてがんばろう
東友会恒例の「2012年新春のつどい」が1月29日、豊島区勤労福祉会館で開かれ101人が参加しました。
黙祷ではじまったつどいの最初に飯田マリ子会長があいさつ。2011年の新春のつどい以後1年間の東友会の活動について、大岩孝平副会長がスライドを上映しながら報告。東日本大震災被害者へ400万円を超える寄付を集め、脱原発署名運動に参加したこと、原爆死没者の追悼、平和と核兵器廃絶を願う団体との行動に参加する被爆者の姿が生き生きと紹介されました。
政党関係からは、民主党から初鹿明博衆院議員と和田宗春前都議会議長、自民党は吉住健一都議、公明党は高木美智代衆院議員と大松成都議、共産党からは笠井亮衆院議員と大山とも子都議、都議会生活者ネットワーク・みらいの山口れい子都議、新社会党の嶋﨑英治三鷹市市議が参加。各会派の代表は、あいさつのなかでスライドで上映された東友会の活動を高く評価。被爆者運動への協力を約束しました。
第二部は、弁護士の池田眞規さんによる乾杯の後、園田久子医師、向山新医師、内藤雅義弁護士など東友会を支える専門家と、東都生協、岩波書店労組、東京民医連、東京原水協、第五福竜丸平和協会、けやき平和コンサートの会、キリスト者平和の会、東京非核政府の会、東京平和委員会、全国空襲連など東友会を支える支援団体の代表からあいさつがありました。
つづいて毎年好評な被爆者のパフォーマンス。都内3カ所にわけたブロックごとに、合唱やゲームが披露されました。とくに紅白の小旗を上げるゲームは「まだぼけていないと実感した」「運動能力に自信を持てた」と被爆者から大好評。「年男年女のパフォーマンス」もありました。
毎年、参加者から物品の提供を受けておこなう「反核バザール」は東友会役員と事務局員、被爆二世と支援者の「東友会メイト」が奮闘し、2万8000円余の寄付が寄せられました。