社団法人東友会が臨時総会 「一般社団法人」移行へ定款改正
2012年1月19日に社団法人東友会第62回臨時総会が開かれ、定款改正案が全会一致で承認されました。臨時総会の出席者は会員127人中120人(うち委任状31人)にのぼりました。
定款の改正は、2008年12月の公益法人制度の改革にともなって、社団法人東友会がすすめている「一般社団法人」への移行手続きで必要なものです。
臨時総会では、飯田マリ子会長が今回の臨時総会開催の必要性にふれながらあいさつした後、定款に定められた総会の成立を確認。大岩孝平副会長が理事会を代表して定款の改正案とともに、「一般社団法人東友会」には、医師や弁護士などの専門家、被爆者の遺族・家族と長年被爆者を支えてきた人に入会をよびかけ、法人の運営に参加してもらうこと、この体制のなかで高齢化している被爆者の理事の負担を減らし、法人の事業を長期に円滑にすすめていきたいと提案しました。
参加した会員から、新法人がすすめる事業の内容、総会の開催の規定などについて質問がだされ、理事会からの回答を受けて、定款改正案は提案どおり承認されました。
社団法人東友会は、事業形態から、「一般社団法人」でも収益事業以外は法人税が非課税となる「非営利性が徹底された法人」「共益的活動を目的とする法人」への移行をめざし、2013年度早々に登記できるよう、担当の東京都生活文化局に相談しながら申請を提出しました。