都議会予算要望ヒアリング 4会派と懇談し要望のべる
被爆者と被爆二世の制度の充実を
東友会は都議会4会派からの要請を受け、2013年度予算に関するヒアリング(聴き取り・聴取会)に参加しました。東友会からは飯田マリ子代表理事と8人の業務執行理事、理事が参加。被爆者と被爆二世の制度の充実と実態調査、委託事業費の実態にみあった支給、原爆資料の保管と原爆展などへの助成を要望しました。
9月10日の公明党との懇談には、野上純子副幹事長(葛飾)、高倉良正都議(中野)、加藤まさゆき都議(墨田)が対応。野上都議から、移転工事がすすんでいる慰霊碑について話があり、被爆者の体験を記録や映像として残す重要性が確認されました。
11日の民主党との懇談には、馬場裕子都議(品川)と大塚たかあき政調会長(港)、政調会副会長の中村ひろし都議(三鷹)、中谷祐二都議(練馬)が参加。馬場都議から被爆二世の施策の充実について、中村都議からは実相普及についての質問や提言がありました。
自民党への要請には、野島善司幹事長(北多摩第4)など30人もの都議が参加。野島都議は追悼のつどいに党を代表して参加すること、案内状に同封していた千代紙で折り鶴を折るよう参加した議員によびかけ、吉野利明都議(三鷹)が、被爆体験の継承の重要性について発言しました。
共産党との懇談には、大山とも子幹事長(新宿)とかち佳代子都議(大田)が参加。被爆者と被爆二世健康診断の充実の必要性については具体的な健診項目にまで話しが深まり、二世医療費の助成をはじめ、東友会の要望には全面的に協力するとの回答がありました。