「被爆者の画」「被爆遺物」を募集しています
被爆の実相を伝え続けるために
東友会は、被爆の実態を描いた「被爆者の画」と被爆の惨状を示す「被爆遺物」を集めています。原爆死没者を追悼し、原爆で多くの人びとが犠牲になった事実を伝え、二度とあの悲劇を繰り返させないために、被爆者にしかできない記憶遺産とするためです。高齢化により、「あの日」の体験を記憶している被爆者が少なくなっています。二度とヒロシマ・ナガサキを繰り返させないため、核兵器廃絶を実現するためには、被爆の実相を伝え続けていかなければなりません。その思いを込めて、後世に伝えたい記憶を描いてください。
被爆当時の惨状を示す「遺物」があればお寄せください。例えば、原爆の高熱で溶け変形した食器・瓶・瓦、焼けた衣服・所持品などです。こうした「遺物」は原爆の恐ろしさを後世に伝える貴重な現物資料です。
寄せられた「画」や「遺物」は、東友会が責任を持って保存し、原爆展などで展示します。募集に期限はありませんが、毎年東友会が東京都庁南展望室でおこなう「東京原爆展」での展示を予定しています。2012年度は7月に原爆展を開きますので、5月末日を期限とします。
詳細は東友会までお問い合わせください。